私は今45歳です。

人生後半は過ぎていると言えるでしょう。

20代、30代のときとは違った戦略が

必要と思ったことを書いてみます。

 

きっかけとなった本

ここ最近、気持ちに大きな変化がありました。

そのきっかけとなったのがこちらの本です。

人生後半の戦略書 ハーバード大教授が教える人生とキャリアを再構築する方法 

 

人生後半戦が始まった今、

「どう生きればいいのかな」

と思っていたところ、道しるべになりました。

 

この本では、キーワードが2つ出てきます。

それは、人の能力に関る言葉です。

※儚い桜

 

流動性知能と結晶性知能

ひとつは、「流動性知能」です。

この能力は、

推論、柔軟な思考力、目新しい問題の解決力を指し、

生得的な頭の良さ(あまり好きな言葉ではありませんが、「地頭力」とでもいいましょうか)

です。

スタートアップの経営者や

難関資格に受かる人が多いのは若い人が多いのでなんとなくわかりますね。

 

この能力は、40代頃から急速に低下するそうです。

若いときはその才能や柔軟性でちやほやされていた人が、

ぱっとしなくなってしまう、、そんな状態は想像できますね。

 

もうひとつの能力が、「結晶性知能」です。

こちらは、過去に学んだ知識の蓄えを活用する能力で、

言うならば経験によって得られた「知恵」です。

 

結晶性知能を活用できる分野が「教える」仕事です。

確かに経験を積んだ方の話って、

示唆に富んでいて面白いことが多いです

(ただ長い人も多いけど)。

 

こちらは流動性知能と違って

逆に成人中期以降から後期を通じて上がっていくそうです。

 

つまり、40代以降は

自分のキャリアを

流動性知能から結晶性知能を活かす方向へ

シフトチェンジしていったほうが良いということです。

 

能力の低下と向き合う

これを読んで、確かになと思いました。

 

若いときは体力もあるし、

がむしゃらに仕事をすればそれなりに成果は出ます。

でも、それも40代以降はパワーだけではどうにもならなくなるんですよね。

体力だけでなく、思考力も落ちていくので。

 

でもこれを認めるのが難しいようで。

中には、若い時と同じ感覚で働き続け、苦しむ人も多いようです。

ひどいときは、それが原因で人間関係を悪化させたり、

健康を害することもあり。

 

これを避けるためには、

きちんと流動性知能の低下と向き合うことが大事なんだと思います。

いわんや、40代以降、長時間労働で成果を出せることはほぼないでしょう。

(私はヘタレなので若いときから長時間労働できませんでしたが…)

 

かの有名な天才作曲家・バッハも若いときの栄光と比べると

晩年期は落ち込みもあったようで。

でも、彼は無理に過去の栄光にしがみつかずに

「教える」キャリアへ転向して、晩年も人々に感謝されていたようです。

(フーガが教本だったの、初めて知りました)

 

私も最近

「自分がもっと成長せねば」

という気持ちよりも、

「周りを幸せにする=私も幸せ」

みたいな達観?した気持ちになってきました。

もちろん自分もまだまだ成長したい。ただそれは程々に(嫌でも能力は低下するので)、

今後はこれまでの経験をもとに世の中に

何らかの恩返しをしていきたいかなって。

 

人生後半は、下り坂のように考える人も多いですが

それは若いときの流動性知能に執着しているから。

40代以降の結晶性知能(経験や、知恵)の強みに目を向ければ

未来に不安になりすぎずに、自分らしいキャリアを築けるはずです。

 

編集後記

週末は、外に人が多いので引きこもって

ゆっくり料理をしたり、土仕事をしたり、サイトをリニューアルしたり。

たまに作る餃子は、キャベツとひき肉のシンプルなもの

ですが、美味しいです^^

 

最近のあたらしいこと

鶴岡八幡宮の参道の桜

鎌倉は桜が満開で

多くの人で賑わっています。桜って、儚い。

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