数値を正確に作るのは難しい

以前に比べると、

個人・法人が会計ソフトを使って、数値を作ることは

やりやすくなりました。

私がメインに使っているクラウド会計ソフトは

経理の初心者でも使える、ということが売りです。

 

とはいえ、

便利なソフトを使っても

「正確な」数値を作ることはハードルが高いです。

そこで、私は毎月お客様が作っていただいた数値を、

チェックさせていただいています。

入力代行はせず、「数値の主導権」はお客様に

持っていただいています。

 

これはこれで双方大変ではあります。入力代行のほうが楽な面もあるでしょう。

それでも、経理丸投げに反対する理由がいくつか

あるためそうしています。

 

スピードが落ちる

ひとつが、スピードが落ちることです。

 

経理丸投げをするにしても、

その情報は自社で準備しなければなりません。

 

通帳の明細を送る、

請求書・領収書データを送る、

給与計算データを送る、、

などの業務は発生します。

 

税理士事務所や会計事務所は「正確な」帳簿を

作りますので、

おのずと試算表の作成までに時間がかかります。

場合によっては、1ヶ月以上かかることもあるでしょう。

 

その間、会社は数字を確認できません。

数字は生き物ですので、「リアルタイムで数字を確認できない」リスクは

相当に高いと思っています。

 

もちろん専門家でない社長や担当者が作った

数字は間違いがあることもあるでしょう。

でも、1円単位で正確な数値を作るよりも、

多少の間違いがあっても、

私はスピードを優先したほうが良いと考えています。

 

今出ているクラウド会計ソフトの基本的な機能をきちんと

使い、専門家のチェックを受ければ、大きな間違いは出てこないはずです。

 

例えば多くの人がつまずく「発生主義」(取引が発生したときに収入・経費を認識する考え)

はクラウド会計freeeの場合は「決済(支払済)」「未決済(まだ支払ってない)」の機能を使えば

意識しなくても処理できます。

freeeユーザー向け 未決済・決済完了をマスターして発生主義の理解・消込効率化を目指しましょう

 

数値を今の経営に役立ててほしいので

スピードを優先しています。

 

いざというときにリスクが高い

特に経営者が数値をある程度作れないと

リスクが高いと考えています。

 

例えば、コロナが流行したときは

様々な給付金制度ができましたが、

月々の売上の情報なども必要だったため、

毎月数値を作っていない経理丸投げをしていた会社は

すぐに申請ができませんでした。

 

融資を受ける際も、

わざわざ税理士に試算表をお願いしなければならない

とリスクが高いですよね。

 

税理士事務所など外部でなくても、

長年勤めている経理の人しか数字のことがわからない、

という状態も危険だと思います。その人が急にやめて

誰も会計ソフトを触れない、、なんてことになったら

致命的です。

 

だからこそ、私はSaaSであるクラウド会計ソフトをお勧めしています。

誰かが「入力する」のがメインではなく、「データを活かす」

仕様となっており、

経理の人が数字を作るというより

銀行データや経費精算の領収書データなど、

外部のデータを元に、全社員で作っていく流れになっているからです。

 

いずれにしても、経営者は

ある程度会計ソフトに通じ、

経理や外部の専門家に頼らなくても

数字を内製できるような仕組みを作っておくほうが

安心です。

 

まとめ

数値を作るのは簡単ではないけど、経理丸投げはしないほうが良いと考える理由

をまとめました。

私が経理代行を受けない理由でもあります。

「楽にできる」ことはありませんが、

自社で数字を内製化できることは非常に価値が高いと考えています。

 

編集後記

金曜日は、鎌倉・小町通りで編集者さんと打ち合わせ。ケーキ食べて、和やかな雰囲気で進められました。

3連休初日は個別相談2件。法人の決算、暗号資産に関することでした。

日曜日は、知人がミュージカルに出るということで

東京・王子へ。

頑張っている姿を見て、エネルギーを沢山もらいました。

 

最近のあたらしいこと

王子駅

MUSICAL 「A COMMON BEAT」

北とぴあ さくらホール

飛鳥山公園

珈琲館 王子西口店

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