「あなたはゼネラリストですか、スペシャリストですか」と面接で聞かれた

20代半ばくらいに、失業して

税理士事務所の面接をいくつか受けたことがあります。

そのときの質問として印象に残っているのが、

「あなたはゼネラリストですか、スペシャリストですか」

という質問です。

※言葉は時として自分の行動を妨げる

 

面接は落ちました

そのときはちょっと考えて、

「スペシャリストです」

と答えました。

というか、税理士事務所に入ろうとしてんだから

スペシャリストでしょ!と。

しかし、面接官(女性でした)は

「税理士になるとねえ、ゼネラリストが求められるの。

お客様からの質問は本当に幅広いんですよ。そこわかってます?」

と言われ、

「はあ」

と答えたところ

その面接は落ちました笑。

 

今考えれば愚問

あのとき「ゼネラリスト」と答えていれば入社できていたんだろうか。

と、考えるのですが答えは出ません。

というか、

ゼネラリストでも、

スペシャリストでも、

どっちでもよくないですかね。今思えば。なんか腹たってきたぞ笑。

税理士とはいえ色んなタイプが実際にいます。

私みたいに偏った人間も。

 

強みを活かせるならどっちだっていい

ゼネラリストだろうがスペシャリストだろうが

その人の強みになるのであれば

それでいいんじゃないかと。(というか、両者の定義も曖昧ですよね。

定義をその面接官に聞けばよかった。)

それに、

「自分はスペシャリスト」

「自分はゼネラリスト」

「型」におさめてしまうのは自分の幅を狭めると思います。

 

最近のVoicy(ラジオ)で、

「活躍している人は、

ひとつの職業で表現できない人」

と聞いて「確かに!」と思いました(身近にもいます)。

 

スペシャリストVSゼネラリストに限らず、

  • 一般職・総合職
  • 勝ち組・負け組
  • 男性・女性
  • 税理士、弁護士、・・・などの職業名

・・・などなど型におさめてしまう言葉はいっぱい存在します。

そういう言葉を使うと便利ではありますが

人の行動を妨げるデメリットが大きいです。

「一言で説明すると?」

「あなたはどっち?」

という質問には敢えて「答えない」のもひとつの手だと思っています。

 

編集後記

昨日からシンガポールに来て仕事や観光などを。

なるべく普段通りの生活をしています。

 

最近のあたらしいこと

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スーパー(Fair Price)

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