リモートワーク廃止の流れに思うこと
10/242024
カテゴリー:My働き方改革
リモートワーク廃止の流れに、出社のないひとりで税理士している私が思うことを書いてみます。
※カフェで仕事するのも禁止?
Amazonが、リモートワークを原則廃止
米国Amazonが、リモートワークを廃止して原則として週5日勤務に戻る発表をしました。
https://www.bbc.com/news/articles/czj99ln72k9o
1企業による決定ではありますが、
ビッグテックの1つであるAmazonが
コロナ禍で広まったリモートワークをやめる決断をしたのは日本にも少なからず影響がありそうです。
現に、見聞きした話のみですが、
満員電車は全く解消されていないようです。
通勤は、ある意味ではラク。だけど、できない人もいる
Amazonの経営幹部は
「リモートより、顔合わせて仕事をしたほうが生産性が上がる。」
と主張しています。…が、そんなことは皆わかっているはず。
コロナのとき、
「出勤するなと言われたときに、何をすればいいかわからなくなった」
という声があったように、
少なからずリモートワークが向いていない方がいらっしゃいます。というか、世の中の大半の方はそうでしょうし、新入社員の方でしたら在宅と言われても何をどうしていいかわからなかったでしょう。
会社に行けば、ひとまずやることは見つかる。それはある意味ラクなことなのかもしれません。
というのも、私は普段誰にも指示されることなく、ひとりで今日やる仕事を決めているからです。なんてことない日でも、「今日きちんと(仕事含め)生きられたか」を日々考えざるを得ません。「自由でいいね」と言われることもありますが、実はこれは結構慣れていない人にとっては苦しいことです。
一方、たまに出張で都内や地方に移動するとなんだか「仕事した」感が出て気持ちが落ち着くんですよね。ただ移動しただけなのに。「必要性を外部から与えられる」からかもしれません。出勤も似た部分があるんじゃないかと思うんですね。
でも、何も考えずにそういう時間の使い方を何年、何十年も続けると
「あれ、自分は今まで何してたんだっけ」
と虚無感に襲われる気がしてならないんです。
話はそれましたが、
一方で通勤が楽じゃない、というか無理な人がいます。私もそうでした。
あまり書くと「甘えだ」と怒る人が現れそうなので控えますが、
ひとまず
「毎日決まった時間に決まった場所に行かなければいけない」
という拘束が耐えられなかったです。今も無理です。
もちろん、パニック障害や大腸炎などの病気で
そもそも電車に乗れない人や、子育て、介護でどうしても通勤できない人もいるでしょう。こういう人たちの声はどこにあるのか。
個人はもっと考えをもって、主張して良い
気になるのが、リモートワーク廃止の流れに
こういった個人の主張が全然見えてこないということです。
アメリカでは、リモートワークを主張した従業員は普通に解雇されるようですが。
リモートが始まったおかげで、
ストレスが激減した人もいたかもしれません。
育児や介護に時間をかけられた人がいたかもしれません。
自分の本当にやりたい勉強に時間をかけられた人もいたかもしれません。
そういう人たちは、もっと声をあげても良いんじゃないでしょうか。
企業側も、結果を出してくれれば「何が何でも出社」というところも少ないでしょうし、
言われっぱなしになる必要はないと思っています。
ただでさえ人材不足の世の中ですし。
転職希望の方が会社を選ぶ基準として
「リモートワークが(将来的にも)できるかどうか」
が重視されていると言いますが、自然な流れだと思います。
企業側の意向ばかりで、
個人の主張が見えてこないのが気になり、
書いてみました。
私の場合はシンプルで
「決まった時間、決まった場所に毎日行くのは
無理なので、意地でも今の働き方を続けるしかない」。
これしかないです。
編集後記
昨日は、大手町にあるソリマチ株式会社さんにてライブ配信セミナーを。
10/1から始まった郵便料金値上げを受けて、
請求書の電子化を進めていくにはどうしたらいいか、という内容でした。ぎゅっとまとめて説明できたと思います。
松岡修造さん、健在です^^ ソリマチといえば!ですね。
よろしければご覧ください。(下向いてばかりでテンション低いけど)
https://video.ibm.com/recorded/134048643
終わったあと、都内に住む息子に連絡したら
「ご飯作るよ!」と。ありがたくお邪魔させていただきごちそうになりました。
疲れた体に染みました…(ていうか豆腐だらけ)
最近のあたらしいこと
大手町のソリマチ株式会社さんのオフィス