土井善晴さんの『一汁一菜で良いという提案』という本を読んで

とても感銘を受けたので、

早速1日1食(だいたい夕飯)を一汁一菜にしてみました。

(この本は、レシピ本というよりは

食事に対する基本的な考え方が書かれていて

よても良い本でした)

 

一汁一菜にしてみて、得られたメリットを書きます。

「今日何作ろうかな」を考えなくて良くなった

わたしは自炊派です。ほとんど外食しません。

ですので3食考えるときに

「何作ろうかな〜」

と考えるのが多少なりとも負担にはなっていました

(気分転換にもなるんですけどね)。

 

そこで、1食を「一汁一菜」と決めたら、

とても気が楽になりました。

用意するのは美味しいご飯、自家製味噌の具沢山汁、あれば漬物。以上。

1食献立を固定するだけでも相当

負担は減るのがわかりました。

 

買い物が楽になった

当然、買い物もの楽になります。

 

献立っぽいものを考えるのは朝、昼の分のみになり、

夕飯は基本的には「今あるもの」「旬の野菜」

だけで良いので冷蔵庫の中がよりシンプルになったんですね。

 

お肉や魚もそこまで買わなくて良くなったので、

鮮度気にして・・というストレスがなくなりました。

 

「飽きない食事」の素晴らしさがわかった

最初、「一汁一菜なんて、物足りないんじゃ・・」

と思ったのですが

全然そんなことはありませんでした。

 

特に、味噌汁って本当に奥が深い。

味噌は去年から手作りしているのですが、

風味といい、味の濃さといい、

本当に美味しいです。

手作り味噌のススメ、作り方。もう普通の味噌に戻れない気がする

 

自分で手作りしなくても、

味噌汁をおかずがわりにするなら

味噌にはこだわりたいですね。

 

私のイメージでは

味噌汁=豆腐、わかめ、ネギ、油揚げ・・

といった「定番」みたいな固定観念があったのですが、

冒頭の本ではなんでもあり(魚・卵・ベーコンなんかも入れちゃうとか)

で、目から鱗でした。

 

なので、旬の野菜(ボリューム欲しいときには+お肉とか)

さえ買っておけば基本OKなんです。

それでいて、毎回違う味、食感で十分食事を楽しめる。

これに塩やお酢、鷹の爪でシンプルに味付けした漬物と

土鍋で炊いたふっくらご飯さえあれば本当に十分。

 

驚いたのが、こういうシンプルな食事の方が

「全然飽きない」ってことなんですよね。

日本の発酵食品をはじめとした伝統食の素晴らしさを

あらためて感じました。

 

「毎日の献立に悩む・・」

という方は、思い切って

1食を一汁一菜に置き換えてみてはどうでしょうか。

負担が減り、シンプルかつ健康的な食事が

できるはずです。

 

編集後記

週末、夕方にたまたま出かけたら月がとっても綺麗でした。

 

 

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