レコードプレーヤーが気になってる理由

レコードプレーヤーが気になってる理由
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まだ購入できていないのですが、近いうちにレコードプレーヤーを買おうと思っています。

その理由を、書いてみます。

*ヨーロッパの駅は静か

音が溢れていることに疑問

今から書くことは、あまり周りで聞いたことがないので自分だけかも…と心配になってます。

それは、世の中(特に日本)って音(しかも、大きな音)に溢れかえっていませんか。ということです。ときに、私には耐えられないくらいです。

*繁華街はまだわかるけど


歩道でも(最近だと選挙カーが耐えられない)、駅でも(アナウンスが重なるとか最悪)、レストランでも(音楽うるさくて相手の声が聞こえづらい)、スーパーでも(お得情報とか要らない)、病院でも(なぜかテレビがついてる)、

何かしら音が聞こえます。


もちろん、オフィスも。

私が独立した大きな理由のひとつが、この「音」の問題です。隣の人の電話の声だとか、いつまでも続く私語や怒っている人の罵声などが少しでも聞こえてくると全然集中できませんでした。(こういうことがあって一昔前に流行った「HSP」(繊細さん)かも?と電子書籍に書きましたが「甘えてんじゃねえ」的な人がいるのでめんどくさくなりました)

横浜から北鎌倉に引っ越したのも、「静か」な環境を求めてです。すごく快適になりました。

そういえば、私は海外旅行が好きなのですが先日行ったオーストリアではレストランやスーパー、駅では不要な音は一切鳴ってなかった気がします。日本だけの現象でしょうか。

*ヨーロッパのカフェでは「聞こえるかな?」くらいにしか音楽は流れてない

いい雰囲気のカフェが台無し

以前、鎌倉のいい雰囲気のカフェで打ち合わせをしたことがありました。

そこは評判もよく、外観、内観ともに落ち着いた雰囲気でした。

そして、おしゃれなレコードが置かれていました。

きっと、静かな雰囲気で落ち着いた音楽が流れてるんだろうなあ、と期待して入りました。


店に入って、会話を始めた途端、レコードがなり始めました。

めっちゃくちゃ大きな音でした。(しかも私の背後で鳴りました)


でも、周りの人は全然気になってない様子。

「え、ちょっと待ってこれじゃ声を届けるために大きな声を出さなきゃいけないじゃん」

と。居酒屋じゃあるまいし。

騒音にしかならないなんて、素晴らしい曲に失礼です。

どうしても我慢できなくて店員さんに「すみません、もうちょっとボリューム下げてもらえませんか」とお願いしました…。(やっぱり神経質なのかなあ)


レストランとかカフェって、本来食事や会話を楽しんだり、ひとりの時間を楽しむところだと思うんですけど、

本当になんでこんな爆音流すのか不思議で仕方ないです…

音楽をじっくり味わいたい

ちょっと本題からズレてしまいましたが、

音が溢れかえっている世の中に慣れてしまうと、

「ちゃんと聴く耳」が衰えてしまう気がします。


オーストリアの教会でクラシックを聞いたとき、

耳を通じて体全体が喜ぶ感覚がありました。

静かな環境で、じっくり素晴らしい音楽に耳を傾けることができるのは、贅沢なことなんだなとあららめて思いました。




音楽ストリーミングになって、音楽体験が逆に貧しくなった、とはよく聞く話です。

ストリーミングがなかった頃は、CDを買うしかありませんでした。おのずと、「ちゃんと聴く」ことをしていたと思います。

実際、なんでもYouTubeで見られる時代に、ライブに行く人は増えているようです。


ながら聞きじゃなくて、

聞くときはちゃんと聞きたい。五感をフルに活用して味わいたい。

そんな願いを叶えるべく、レコード探しに奮闘します。

(こうなるとステレオも良いものを…と止まらなくなりそうで怖い)

編集後記

手動の焙煎機キット(自分で組み立てるやつ)を買って、初めて焙煎に挑戦しました。

カフェインが気になるので

カフェインレスコーヒーの生豆を買って焙煎してみました。

部屋がめちゃくちゃ熱くなってパチパチ!と跳ねるのが怖かったけど(^_^;)

出来上がった豆はちょっとムラがあるけど、香りも味も最高でした!

カフェに行く必要なくなるかも…。

最近のあたらしいこと

アウベルクラフト 遠赤コーヒー焙煎キット