日本実業出版社雑誌『企業実務』2021年10月号にて、

年末調整のペーパーレス化について執筆しました。

年末調整は、ペーパーレス化の良いチャンスと考えています。

その理由を書きます。

 

社内だけで実施できるから

まずは、社内だけで実施できるペーパーレスだからです。

よくペーパーレスを進められない理由として、

「取引先が対応してくれない」

が挙げられますが、社内だったらその悩みはありません。

(税理士・社労士が反対することはないと信じたいです)

 

年に一度の業務だから

年末調整は年に一度の業務。

ペーパーレスがなかなか進まない会社の良い練習になると考えています。

いきなり

「毎月の請求業務を完全ペーパーレス化!」

などはハードルが高いですが、

年に一度の年末調整をペーパーレスの練習として

進めることは有効です。

ペーパーレスの効果が高いから

年末調整は年に一度の業務でありながら、

ペーパーレスの効果が高い点が特徴です。

控除申告書、控除証明書、源泉徴収票、給与支払報告書・・・

年末調整業務には多くの紙が発生します。

特に従業員が多い会社で、

これらをきちんと書いてもらい、

必要なものを提出先に提出することはとても大変です。

したがって、これらをデータ化することによる効果は非常に大きいのです。

「ペーパーレス化したけどあまり変わらなかった」

ことは心配しなくて良いのが、年末調整のペーパーレス化です。

 

ペーパーレスがなかなか進まない・・

という会社は、

まずはハードルの低い年末調整から始めてみませんか。

 

編集後記

週末は、料理をしたり動画を見たり絵を描いたりしてゆっくり。

 

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