今日でブログを書いて300本目になりました。

ブログを書き始めるときに次の目的を意識していました。

  • 自分を知ってもらう営業ツールとして
  • 思考の整理として

このうち1つ目の目的である営業ツールとしては、まだ数は少ないものの

ブログを見てご連絡してくださる方も少しずつ出てきており、徐々に達成できているのかなと感じています。

一方2つ目の目的である「思考の整理」

こちらについては自分も正しく理解していなかったかもしれません。

そう思うきっかけとなったのが最近読んだこちらの本です。

外に向かう言葉ではなく、自分の頭の中で発せられる内なる言葉に注目した本です。

これを読んで、思ったことは

ブログの2つ目の目的である「思考整理」に必要なプロセスとは、内なる言葉を鍛えること。

ということでした。

言葉を磨くにはまず意見(内なる言葉)を育てる

前述した著書には、

言葉が意見を伝える道具ならば、まず、意見を育てる必要があるのではないか?

と書かれていて共感しました。

例えば、人当たりが良く、聞き心地の良い言葉を使う人から発せられる言葉でも、その人の意見が伝わってこなければ「口先だけではないか」と思うでしょう。

逆に、話がそれほど上手でない人の言葉でも、その人の意見が伝わってくるのであれば信用できるでしょう。

雑談力やコミュニケーション力など小手先だけのテクニックでは限界があります。

これはブログなど文章に関しても同じで、どれだけ表面上テクニックを駆使した文章でもその人の意見がこもっていなければ読者には伝わらないし、共感もできないでしょう。

思考整理には内なる言葉をただ記録するのではなく鍛えることが必要

この「内なる言葉」という言葉を聞いて、自分が書いていたブログの目的である「思考整理」とは自分の意見を整理することでもありますが、

大切なのは前述した自分の頭の中で発せられる「内なる言葉」を鍛えることなんだな、と気づきました。

実を言うと、自分の頭の中に浮かんだことを日々記録するということはしていましたが、言葉自体を鍛えていこうという発想はありませんでした。

だからか、「今日はこの言葉をキーワードにして書こう」と思って書き始めたものの途中でとまったり何を言いたいのか分からない文章になるのはしょっちゅうで。

それは自分の内なる言葉を断片的に記録していて、言葉を更に深堀りしていく、鍛えていくことをしていなかったからかもしれません。

つまりは独りよがりな視点になっていた可能性があります。

(具体的な深堀り方法は前述した著書に書かれています)

自分の内なる言葉を吐き出すのは第一段階。そこから深化、視点の拡張、客観性の確保などのプロセスを経なければ思考整理はできないですね。

まとめ

ブログ記事300本目の執筆にあたり、ブログ執筆の目的の1つである「思考整理」についてあらためて考えてみました。

誰もが自分の意見を発信できる時代において、思考整理に必要なプロセスである内なる言葉を鍛える力は重要です。

自分の軸に合わないな、と思った言葉は自分で禁止するというのも良いですね。

悪い思考の癖は言葉から始まっていることもあります。

編集後記

週末は、HPやブログの更新など。

PHPやCSSの修正箇所の勘所は出てきたものの、手探り状態なのは毎度。。

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