出版は変な記事から。書き続けなければ書けない。
9/62022
カテゴリー:書く仕事
6年で5冊出版させていただきました
独立して6年目ですが、
ありがたいことに既に5冊出版させていただきました(他に、共著2冊)。
※最新は、年末調整の電子化の本
わたしにとって「本を出す」のは
夢のようなお話だったのですが、
きっかけは小さな、そして変な記事からでした。
「変なこと書いてる人」
具体的には、「変なこと書いてる」と思われた記事ですね。
1冊目の『会計と決算書がパズルを解くように分かる本』(日本実業出版社)
は、次の記事がきっかけでした。
大学院のときにお世話になった先生に、インタビューを受けた時の
記事です。
税理士となったきっかけを話している中で、
数字がパズルのように組み合わさってBS、PLが最終的に出来上がるその過程が本当にワクワクしました。
とインタビューに答えたことを書いています。
編集者さんがたまたまこの記事を見て、
「数字がパズルのように?不思議なこという人だなあ」
と興味を持っていただいたことがきっかけです。
わたしとしては
簿記や会計の楽しさを表すのに「パズル」は
当たり前でした。え、そんな変わったこと書いたかなって。
でも第三者から見ると新鮮なんですね。
どこかで聞いた言葉や偉い人の言葉じゃなくて、
自然と自分の中で湧き上がる感情、
そしてそれを表す言葉を素直に書くことは大事と思った瞬間でした。
5冊目の『デジタル資産と電子取引の税務』は、次の記事を読んでいただいたことが
ひとつのきっかけでした。
(今思うと画像テキトーすぎだし・・・)
2018年当時、仮想通貨は大盛り上がりしていたものの
「贈与」という発想はなかったし、
それを本気でやってるこれまた「変な人」がいると
思っていただいたようです。
当時息子は未成年だったのでわざわざ承諾書作って、
贈与契約書も結んで。
これも私の中では特に変わったことをしているつもりはなくて、
強みのひとつである仮想通貨の税金について、
「そういえば、贈与の話って聞かないな」
「将来値上がりしたらいいな」
くらいで実行し、書いた記事です。
それでも「周りにやってる人がいない」というだけで
出版に結びつくということがわかりました。
書き続けなければ、本は書けない
出版をさせていただいた私が
ひとつ言えるのは、
書き続けなければ、本は書けないということです。
普段ブログやネットメディアで
書き続けていない方が、
いきなり出版を依頼されて書けるかというと
そんなことはないと考えています。
ただ、ブログを書き続けた人だったら分かると思うのですが
「当たり記事」なんて狙って書けないです。
わたしも、上記の通り自分にとって「普通」のことを
書いていたらご依頼をいただけたので。
だからこそ、
出版をしたいと思っているのであれば
当たり記事になるかどうか考えずに、
とにかく定期的に書き続けるしかないと思ってます。
まとめ
出版は変な記事がきっかけになったということと。
書き続けなければ本は書けない、ということを
書きました。
今後も好き勝手に定期的に書いていこうと思っています。
編集後記
週末は、アクセサリーづくりなど。
久しぶりにやって、工具を持つ手が震えました汗。