[読書日記]最速の仕事術はプログラマーが知っている Programmer’s SPEED HACKS 清水亮


「最速の仕事術はプログラマーが知っている」という本を読みました。

プログラマーはいかに複雑な情報処理を最速化させるかを常に考えています。

このプログラマーの情報処理の考え方を、ホワイトカラーの仕事にいかに生かすか、ということが書いてあります。

参考になった点を書いてみたいと思います。

同じことをしない(=ライブラリを作る)

プログラマーは同じことを2回以上繰り返すことを極端に嫌がる。

と書かれています。

従ってプログラマーの人たちが使う機能が自分だけのテンプレート集である「ライブラリ」です。

ライブラリとは、汎用性の高い複数のプログラムを、他のプログラムでも使える形でひとまとまりにしたものです。

これをホワイトカラーの仕事に応用したらどうでしょうか。

例えば、毎回会議の後に作る議事録はその都度一から作るのではなく、あらかじめフォーマットを用意しておき入力項目も自動化して入力箇所を最低限にする。

経費精算書を毎回Excelで作っている場合には、毎回入力する項目はマクロなどで自動化しておく。

顧客にプレゼンする資料は標準フォーマットを用意しておき、基本事項以外は顧客に合わせた仕様に直すくらいにする。

などなど、小さなことの積み重ねですが「ライブラリ」を使った効率化は色々考えられそうです。

効果的な情報収集方法

面白いな、と思ったのが「情報交換は前払いが基本」という著者の主張です。

情報の交換とはギブ・アンド・テイクが基本である。

ある情報を手に入れようと思ったら、自分から別の情報を差し出さなければならない。

例えば、まったく見ず知らずの人から「ちょっとお会いして情報交換をしたい」というメールだけを受け取っても、あんまり気乗りがしない。

けれども例えば「〇〇という会社で××という製品企画を担当している者ですが、ぜひ御社の△△という製品についてお聞かせ願いたい」というメールが来ると、なぜその人がその情報を欲しがっているか知ることができる。

これは確かにそうだな、と思いました。

自分のことを明らかにしないのに、相手が情報を出してくれるなんてことはないのが当たり前ですよね。

著者はブロガーにも触れていて、

ブロガーはいわば情報の前払いをし続けることによって情報を収集する仕事である。

と書かれています。

情報を惜しみなく発信するブロガーの元には質の良い情報がどんどん集まるということでしょうか。

日常生活のループを見つけよう

こちらはコラムに書かれていた部分です。

日常生活からループを見つけてそのなかの要素をいかに削ぎ落とすか、という話でした。

そこで独身OLの例が出されていました。

例えば、とある独身OLのライフスタイルを考えよう。

朝起きる、歯を磨く、顔を洗う、朝ごはんを食べる、メイクする、服を着る、ゴミを出す、出勤する、仕事する、帰宅する、夕飯を作る、夕飯を食べる、掃除する、風呂に入る、髪を乾かす、歯を磨く、洗濯する、寝る。

そんなところだろう。これが生活を構成する「ループ」である。

この例で、削ぎ落とせる部分を探していくと

  • 洗濯する→週末にまとめてやる

  • メイクする→まつ毛パーマ、永久脱毛、アイラインを引く時間を短縮するために入れ墨にする

  • 掃除→一部アウトソーシング、ロボット掃除機を使う

  • 夕飯を作る→定期的にハウスキーパーを呼ぶ

  • 出勤・帰宅→職場の近くに引っ越す、独立する

  • 髪を乾かす→思い切って髪を短く切る

  • ゴミ出し→ゴミ捨て場がマンション内に用意されているマンションに引っ越す

となり、先ほどのループの「外」に出していくことによりライフスタイルが最適化され、

実行することにより1週間が1日増える、と著者は書いています。

個々人の価値観はさておき、確かにそのくらいの効果はあると思いました。

ループの「外」へ出すことにより劇的に時間が増える

先ほどの日常のループを自分に当てはめてみると、独立して「通勤」がなくなったことが例として挙げられます。

独立する前は通勤時間に片道1時間半、往復3時間かかっていました。

これがなくなっただけでも1週間で3時間×5日=15時間、1ヶ月で約60時間、1年で約720時間にもなります。

(資格勉強ができてしまうくらいですね。。)

更には、アポイントなどがないときは朝起きてすぐに身支度をする必要がなくなりました(実際このブログは朝起きてすぐに書いています)。

いかに当たり前に行っている日常のループを削ぎ落とすことが大事なのか分かります。

ホワイトカラーの仕事にもこれは言えるのではないでしょうか。

例えば、お客様とのやり取りにFAXを使っていた場合。

質問事項をまとめる→印刷する→FAXする→先方に届いているか確認する

の4ステップかかっていたところ

やり取りをするのにDropboxに変えたら、

質問事項をまとめる→Dropboxの共有フォルダに保存

の2ステップで済みます。

「仕事を早くする」というと、「入力スピードを速くする」「ソフトに慣れる」という発想にいきがちですが、

仕事を構成するループの「要素」そのものをなくすことが非常に大事だと思います。

まとめ

今回この本を読んで、「最速で情報処理を行うプログラマーの考え方を仕事や日常生活に応用できる」、という点が新鮮でした。

「時間が足りない」という前に一度立ち止まり、どこまで無駄な要素を削ぎ落とし、コアの業務に集中できるかを考えることが重要だと思います。

編集後記

妹の誕生日なので何か送ろうと連絡したら

「ほしいものはダウニー、トイレットペーパー、コンタクト保存液・・」などと消耗品ばかり要求されました^^;;

気持ちは分かります・・!


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