「人を騙してはけない」はよく聞きますが、

「自分を騙してはいけない」はあまり聞かないですね。

私は自分を騙すことは人を騙すのと同じくらい、

してはいけないことだと思ってます。

自分を騙すことの罪

例えば

自分はこうしたい、こうなりたい

という思いがあるのに、

勇気がでないので行動をせず

「自分はこれで良いんだ」と無理やり思い込む。

本当はしたくないことなのに、他人からの依頼を断れない。

自分とは意見の合わない人なのに、偉い人だから迎合する。

こういったことが自分を騙すことだと思います。

一見「大人」「物分りの良い」

とも見えますが、

自分を騙し続けて生きていくことによって次第に

無気力、自分の意見が持てなくなる、人との比較ばかりする

といった弊害が起きます。

結果として、不平不満を周囲に漏らしたり、

誰かを妬んだりとネガティブなパワーばかりが増幅されることにより、

結果として自分にも、他人にも害を及ぼすことになります。

私にも、こういう時期があり、そのときは人相も悪いものでした。

自分を騙すことには寛容な社会

「他人を騙す」ことはひどく罰するのに、

なぜか「自分を騙す」ことには寛容な社会です。

むしろ、自分を騙すことを強要するような組織もありますね。

このような社会と向き合うときに、

いかに自分を守るか、自分を騙さないで意思を持ち続けるか。これがすごく大事になってくると思います。

残念なことに、世の中は

「周囲に迷惑をかけるな」という

ルールは叩き込みますが、

「自分を守れ」ということは誰もアドバイスしてくれません。

ですので自分の身は自分で守るしかありません。

自分を騙さないためには

自分を騙さずに生きるには、

当たり前ですが自分の意見にを持つことが必要です。

実現したいことがあれば、素直に努力する。

失敗は成功の一部なのだからどんどんすれば良いと思います。

目上の人であっても、違うと思ったことは違うと言う。それがだめなら退散(イグジット)する。

若い人にオススメは断然イグジットですね。

どんなに偉い人でも、動いてくれる人が簡単に去ってしまったら内省するはずです。

自分を騙さないためのもうひとつの秘訣はやらないことを決め、

そういった依頼が他人からあったら「断る」ことです。

断ることは何もいけないことではないですし。

全部引き受けて、どこにでも良い顔をしても

周りは都合の良い人としか思ってくれません。

陰で愚痴を言っているような姿を見られたらなおさら信頼されません。

自分を騙さず、きちんと断れる人のほうが、

結果として周りも信頼をしてくれます。

 

まとめ

「できない人と思われたくない」「人に嫌われたくない」という気持ちで

自分を騙している人が結構いるなあ、と思ったので想いを書いてみました。

 

編集後記

昨日は、お客様対応と雑誌執筆の大詰めを。

 

最近のあたらしいこと

新しいデスク、ペンダントライト検討

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