少し前に、フルサイズのミラーレスカメラ(Canon EOS RP)

を購入しました。

購入にあたって考えたことと、

購入してよかったことを書きます。

ミラーレスカメラデビュー品はOLYMPUS

3年くらい前に、ミラーレスカメラデビュー品として

OLYMPUSのpen e-pl8を購入していました。

これは本当に女子向けですね。見た目が可愛く、軽く、おしゃれなのが気に入っています。

レンズも「OM」というマウントのシリーズが揃っており、

単焦点レンズ、望遠レンズ、マクロレンズなど色々試してみました。

単焦点はボケやすく、

望遠レンズは遠いものがくっきり撮れ、

マクロレンズは小さなものを大きく撮れます。

 

ただ、このカメラはセンサーサイズが「マイクロフォーサーズ」

で、「フルサイズ」のカメラにも憧れを持っていました。

 

カメラの性能を決めるセンサーサイズ

センサーサイズとは、レンズから入射した光を電気信号に変換する

部分(イメージセンサ)の種類や大きさを示したものです。

一般的には

小さい順からマイクロフォーサーズ→APS-C→フルサイズで、

センサーサイズが大きいほど、ボケが作りやすく、グラデーションをつけやすく、

より多くの光を取り込むことができるため細部を撮りやすくなります。

今回、APS-Cを飛び越えてフルサイズに挑戦してみることにしました。

 

カメラを選ぶときに考えたこと

価格

やっぱり予算は外せません^^;

よほど腕に自信がある方を除いて、ひとまずはエントリー(初心者)モデル

を購入した方が良いかな、と思います。

Canonの場合、自信ある人向けには「ハイアマチュアモデル」、

フルサイズ試したいけど、初心者向け、という「ミドルクラスモデル」(今回こちらを購入しました)、

初心者向けの「エントリーモデル」があります(すべてAPS-Cのセンサーでしたので、除外)。

ハイアマチュアモデルはやはり高く、数十万円レベル。

今回購入したRPは単焦点レンズがセットで中古で16万円台だったので

フルサイズにしては安い方かと思います。

レンタルサービスもあるので、

ひとまず試したい人はレンタルしてみるのも良いでしょう。

重さ

せっかく買ったのに、重かったら持ち運ぶのも億劫で

結局お蔵入り・・ではもったいないですよね。

ですので、最初からデジタル一眼(中にミラーがあるカメラ。重い、大きい。)ではなく、

ミラーレス(中にミラーがないカメラ)のフルサイズと決めていました。

 

軽いカメラを比較してみましたが、CanonのEOS RPは軽い方で、

単体で485gです。

(下の表、中古買うぞ!っていうのがバレバレですね、、)

ただ、これまでマイクロフォーサイズのミラーレスや、コンデジしか使ってこなかった

身としては結構ズシってきました^^;。

しかも、これにレンズの重さも加わるので。

とはいえ、毎日持ち運んでいたらもう慣れました。

これよりも重いカメラを二個も三個も持ち歩く先人がいることに

比べたら・・人は慣れるものです。

 

重さに加えて、持ちやすさも大事ですね。

これは買ってから気づいたのですが、

持ち手が握れるようにカーブがかかっているのが

とても良いです。

手が大きい人用に、サイズを大きくできるアジャスターもついていました(私は手が小さいので

必要なかった)。

これまでのカメラは軽いけど四角い形なので片手で撮るのはできなかったのですが、

握れる形になっているので片手で写真が撮れるんですよね。

うん、スマートで良い。

ファインダー

今回どうしても試してみたかったのがファインダーです。

ですので、外付けではなく最初からファインダー付きのカメラを選びました。

ファインダーは、カメラマンさんがよく除くあの小さな液晶ですね。

念願の「ファインダーを覗く」が叶えられて、大満足です笑。

「ファインダー越しの世界」なんて言葉もありますが、

本当にそのとおりであんな小さな液晶なのに、覗くと

被写体が浮かび上がってきてとてもふわっとした気持ちになります。

一瞬ときがとまったような感じ。

 

簡単ですが、

以上がフルサイズのカメラを選ぶときに考えたことです。

逆にそこまで考えなかったのが、防塵防水、画素数、自撮り形式(チルド、バリアングル)

です。画素数は多ければ良いというわけではないですし(既に十分)、

その他もどうとでもなるかな、と思い。

 

フルサイズのミラーレスカメラを買ってよかったこと

ランキングやレビューサイトのように

機能の細かい比較などはできませんが、

わたしのようなガジェットにそこまで強くない40代女が

フルサイズのミラーレスカメラを買ってよかったことを書いてみます。

 

びっくりしたのが、それっぽい写真が「A」モード(ISO感度、F値、シャッタースピードを自動的に

設定してくれるモード)でも撮れることです。

特にちょっと薄暗くなった夕方や、夜

これまでのカメラよりもずっとくっきりな写真が撮れると思いました。

これがフルサイズかー!!

って発見できただけでもよかったかなと(ボキャブラなくてすみません)。

 

あとは、「良い写真」のイメージが

なくなった、ということですね。

 

よく色鮮やかな、いわゆる「ばえる」写真なんかがInstagram

に投稿されていますが、

これだけ雰囲気ある写真を気軽に撮れるフルサイズのミラーレスを手に入れてみて、

もっとリアルというか、日常の発見を撮っていきたいな、

という気持ちが出てきました。

特に、わたしは既に子どもも大きく

「子どもの成長を撮る」ことはもうしてないので・・。

 

寒そうなクマとか。

蔦が絡まる様子とか。(この建物、お気に入りです)

普段通り過ぎてしまう、

ちょっとした日常を

高性能のカメラで切り取ることができる毎日。

これを手に入れるだけでも

買った価値はありました。

 

フルサイズのミラーレスカメラが気になっている方の

参考になれば幸いです。

 

まとめ

フルサイズのミラーレスカメラ・Canon EOS RPの購入にあたって考えたこと

と、購入してよかったことを書きました。

 

編集後記

昨日は、書籍の最終修正などを。

ミニ書籍ですが、やっぱり時間がかかります。

 

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