先日、奈良へ3日間行ってきました。

奈良は(多分)初めて。

お寺や仏像などをたくさん見てきました。

 

あらためて、自分は仏教に対して全然知識が

なかったなあ…と認識しました。

 

修学旅行で行ったのかもしれないけど全然覚えていない

奈良に初めて行ったのは多分、と書いたのは

全然記憶にないからです。

 

小学校か中学校の修学旅行で行っている

可能性は高いのですが、

友達と部屋でしゃべったこととかくらいしか

覚えておらず、どこへ行ったかまでは・・・。

全然仏像とかお寺に興味が持てなかったんですよね。

 

思うに、修学旅行って別に京都、奈良、鎌倉などに

限定する必要ってないのかなーと思います。

10代にとって、仏教やら仏像って難しすぎます。

人生経験ほとんどないのに

悟りとか輪廻とか入滅、涅槃と言われても…と思うんです。

 

歴史も単に暗記しかしていなかったので

全然腹落ちしていないんですよね…試験勉強って本当になんだったんだろう。

 

何事も、理解するには時間がかかる

それでも今回は仏教の入門書などを読んで

下調べしていたので

興味を持つことはできました。

 

きっとそれは

時間をかけていろんな体験をしてきたから。

若い時に単に本を読んだだけでは理解できなかったことでも、

人生いろいろ経験してきた中で

「あ、仏教って日常生活の中に根付いているんだ」

ということがストンとおちたんですね。

決して特別なものでもないし、

難しいものでもないんだと。

 

仕事を理解するのも時間がかかる

これって、仕事にも同じことが言えると思います。

AIの成長が著しい中で、

「ChatGPTで○○職が要らなくなる」

と煽られますが、

「仕事のノウハウって、そんな簡単に身につけられるものだっけ?」

ということをふと思います。

 

仕事は試験勉強のようにいかないし、

それはChatGPTのような便利なツールが

あっても同じ。

 

机上で学んだことと、実務ってまるっきり違います。

力の入れ具合とか、どうにかうまくやりきる力とか。

こういった暗黙知的なものは

やはり時間をある程度かけないと身につかないものかと。

 

もちろん、便利なAIによって

その効率は上がっているので

基本部分は早く身につけられるようにはなっています。

が、その上の実務レベルはやはり時間をかける必要があるかなと。

 

正解のない時代、と言われていますが

昔から正解はなかったはずです。

AIが出てきて、正解を求める力は逆に大きくなった気がします。

今の時代だからこそ、

ゆっくり時間をかけて試行錯誤しながら学ぶことが

重視されてもいいんじゃないかな、

と奈良へ行って思ったことでした。

 

それにしても、仏教は奥が深い。

 

編集後記

先週末から奈良へ行ってお寺、仏像を鑑賞してきました。

写真で見るだけのと実際に見るのとでは

全然違いますね。

 

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