引き際が大事だと思う
- 2025.02.13
- 独立開業
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引き際がきれいな人に憧れますし、私もそうありたいと思っています。
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引き際にその人の器が見える
当初これだ!と思って始めたことでも、
年を重ねるにつれ、方向転換をしたり、ときにはやめる判断をすることもあるでしょう。
以前、すごく人気のあるバーを運営されていて、
テレビにもでて、
常連客であふれていたのに、
スパッとやめた方を見たことがあります。
他にやりたいことがあったから、ということです。
これを見て
「すごいな、美しいな」
と思いました。
上手くいってなくてやめるならまだしも、
上手くいってるのにやめるのはとても勇気がいることだと思ったからです。
多くの人は、「せっかくここまでやったのだし…」とダラダラ続けてしまうのではと。
自らその地位を手放せるか。ここに人の器が表れると思っています。
「AIやデジタルは若者に任せればいい」と言うならば
今日なぜ「引き際」を考えたのかというと、
とある講演で「AIやデジタルはよくわからんから若者に任せればいい」とおっしゃっておられるおじさま(敢えて丁寧語)がいたからなんですね。
うん、そう思うのであればそう思っていいと思います。
ただし、こうも強く思いました。
「なるほど、任せるんだな。じゃあ口出しするなよ」
「そう思うなら、引き際意識したら?」
と。
一番害なのは、その高い地位におさまって口出しだけして、
やる気のある若者の邪魔をすることです。
完全に任せるのであれば、覚悟を持って地位を譲ることも考えるべきと思っています。
引き際を意識しなくても
私はいま40代なので、まだ「引き際」はそこまで意識していません。ひとりでやっていますし。
とはいえ、自分を追い込むような、ぎりぎりの働き方はしないように気をつけています。
理由は、そんな働き方は持続可能じゃないから。
嫌でも、年をとれば体力は落ちるし、頭の回転も鈍くなるし、
どのみち今の仕事量はできないはずなんです。
以前も書きましたが、
若いときに優れている流動性知能(新しい情報の処理、計算や暗記、集中力など)にずっと頼るのではなく、
年を取ってから有利となる結晶性知能(経験による言語化能力、洞察力など)を生かせる仕事に徐々にシフトいくことも大事です。
いずれにしても、
「私は違うことをしたほうがいいな」
と思ったときにぱっと身を引けるかどうかが、
その後の人生に大きく響くと考えています。
編集後記
昨日は、高尾まで遠征。お客様との打ち合わせ&決算お疲れ様会でした。
焚き火は初挑戦!薪割りも。マシュマロ焼いて食べたらトロトロで美味しかったです。
ミュージアムにも連れてってもらい、とても楽しい1日でした。
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