フリーランスこそ人間関係のメリハリが問われる
9/62018
カテゴリー:人間関係
「フリーランスは仕事を取るために人脈が必要なので、あちこちの会合に顔を出したほうが良い」
とよく聞きます。
確かに、あちこちに顔を出していれば、「仕事を取れる可能性」は上がるかもしれません。
ただ、その仕事がどういったものであるかは自分ではあまり選択できません。
数をあたるか、メリハリをつけて絞るか。
私は後者を選んでいます。
「なんとなく」人に会うことをやめました
先日も知り合いから、
「戸村さんと気が合いそうな人を紹介します。空いてたら是非」
とお酒の会に誘われたのですが(誘ってくれること自体は非常に嬉しいのですが)
その「気が合いそうな人」の事前情報が全く分からず、なんとなく会ってもこちらも楽しめる気がせず、相手にも迷惑がかかると思いお断りしました。
恐らくこれは私が「ネットでその人の情報を得られる」ということが当たり前になってきているからというのもあります。
事前に情報がない人とただなんとなく会う、というのは双方にあまりメリットがないような気がしてしまうのです。
ましてや営業・事務などを全部自分で行わなければならないフリーランスにとっては、なんとなくの飲み会は結構な時間損失と考えます。
やみくもに会うより、人に「会いたい」と思われるような人になったほうがいい
数で仕事の可能性をあげることもありですが、人に「会いたい」と思われる人に自分がなることが仕事獲得の近道だと思っています。
なんとなく会って、お酒を飲んで楽しい気分になって仕事を頼みたいと思う人はそういないと思うんです。(いるのかな?)
人がなぜその人に仕事を頼むかというと、「お酒を飲んで仲良しになったから」ではなく、「安心して仕事を頼めそうだから」だと思います。
まず仕事の成果を通じて信頼を築いた後に、それじゃあちょっとお食事でも、といった話だったら分かるのですが。
また、「こういった人がいる」ということを知ってもらうために色んなところに顔をだすというのもありですが、私は現状それはインターネットでの発信のほうが勝っていると考えています。
人間関係にメリハリをつけないと軸がブレる・自由になれない
人間関係にメリハリをつける、というと偉そうに!という印象ですが
そうでもしないとフリーランスとして生きていくために大切な自分軸がブレると思います。
「色んなところに顔をだす」ことに自分が納得して行っているのであればよいのですが、他人軸(大先輩に言われた、世間の風潮、など)で人間関係をなあなあにしているとせっかくのフリーランスとしての自由度が半減してしまいます。
なんといっても時間は有限であることを最近よく考えます。
すべての人に良い顔なんてできませんし、価値観が合わない人と会っている時間はもったいないと思います。
仕事と同様、人間関係もメリハリをつけて時間と自由を大切にしてみませんか。
編集後記
昨日は、法人化についてお客様と打ち合わせ。
法人化については、ただ税金が減るといった狭い考えで行うのはお勧めしていません。
フリーランスならではの自由を得つつ、今後どうしていったらいいか方針を一緒に考えました。
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