料理の専門用語が全く分からなかった。分からないこと自体は悪いことじゃない
1/282019
カテゴリー:ライフハック
今でこそ毎日料理しますが、結婚する前まではほとんどしたことがありませんでした。
母親が早くに亡くなった(3歳のとき)ので、料理をやらざるを得ない状況にもなりそうなものですが、
料理は姉・妹・祖母に任せ私は皿洗い担当に。(大家族なので大変でした)
社会人になっても相変わらずコンビニ、ファーストフード通いでコンロはピッカピカでした。
しかし・・
子供ができてからはそんなことも言ってられないのでいきなり始めたところ。
料理本を買って(当時Cookpadなどはなく)見たところ
「全然わからない!」
と専門用語だらけでびっくりしてしまいました。
でも周りは普通にやってるし・・と思いながら毎日悪戦苦闘していました。
「誰でもできる」はずの料理が専門用語だらけ
正直、少し甘く見ていたのかもしれません。
- 軽量スプーンには大中小あるんだな
- 計量カップは200mlで1カップなんだな
- 一口大ってどのくらいの大きさ?
- くたっとなるまで煮るってどこまで?
- きつね色・あめ色ってどんな色?
- 塩ひとつまみってどのくらい?
- 聞いたこともない食材(ローリエ?)
切り方も分からなかったです。
「乱切り」って適当に切ることだと思っていました。(正しくは角度を一定に変えながら切っていくこと)
極めつけは、「落し蓋」。
長いあいだ意味が理解できませんでした。
蓋をすることの特別な言い方なのだと思ってました。
(下手絵失礼します)
でも違ってたんです、落し蓋って、鍋より一回り小さな蓋をして具に直接置くことだったんです・・。
(当たり前だろ、って方すみません)
落し蓋をすることの意味(煮崩れを防ぐなど)を知ってなるほどー!なんて思いました。
必要に迫られなかったら経験しない、分からなくて当然
生まれてから結婚するまで、私はほとんど料理をすることがありませんでした。
言い訳にもなりますが・・一番の理由は必要に迫られなかったからです。
そんなレベル0の人間が急にやり始めることになったので、最初のうちはハプニング続きでした。
自分の周りの人(義理のお母さん、姉など)が普通にやっていることが自分にはチンプンカンプンで自信をなくしてしまった時期もあります。
でも今考えたらわからないこと自体は全く悪いことじゃなかったんだなと思います。
経験してなかったら分からなくて当然ですし。
・・と、今まで料理について書いてきましたが、
これって数字管理、税金にも同じことが言えるんじゃないかなと思いました。
独立・起業された方がよくおっしゃる次のような言葉。
「こんなこと分からなくてすみません」
「全然分かってなくて・・」
昔の料理に悪戦苦闘していた自分が重なりました。
自分で事業、会社を起こさなければ数字と税金に向き合う機会なんてないはずなので
(必要に迫られないので)、
気にする必要は全くありません。
特に日本の色々な税金の書類を見ていると
「わかってる前提」
が多いのでなおさらです。(また話戻りますが料理本、Cookpadもそんな感じです・・)
大切なのは、わからないことを自覚した上で学んでいくという気持ちではないでしょうか。
負い目を感じずに、「こんなこと。。」と思うことでもどんどん専門家に聞いていただければと思っています。
編集後記
週末は、家族・義母とでお気に入りのお寿司屋さんへ行こうと思っていましたが、
あいにく予約がいっぱいとのことで出前を。
久しぶりに美味しいネタが食べられました。
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読書「自炊力〜料理(レシピ)以前の食生活改善スキル」