最近、気に入っている言葉が「レジリエンス」(resilience)です。

自発的治癒力、回復力、復元力、跳ね返り

などと訳されています。

困難なことがあったときに、

その状況に自分を合わせて柔軟に生き延びようとする力ということです(Wikiより)。

この柔軟性、しなやかさって

いまの時代にすごく大事なんじゃないかな、と思っているところです。

知人にもらったわらの鍋敷きが気に入っています

数年前に、知人からもらった手作りのわらの鍋敷きが気に入って使っています。

 

市販で木製のもの、ステンレス製のものなども売っていますが、

鍋を置くと少しフニャッとなる感触が気に入っていて。

熱いもの、重たいものを載せても頑張ってくれます。

何がいいたいかというと、

単に「強度がある」(強い)よりもこのような

しなやかさを持っているモノのほうが

かえってしなやかな強さを感じる、ということです。

これは人でも言えると思っています。

単に強いだけでは生きていけない

例えば、

  • 良い学校を出ている
  • 良い会社を出ている
  • たくさん稼いでいる
  • たくさんモノを持っている
  • 地位・名誉がある

といった(昔の?)成功組である

「強者」は、本当に強いのでしょうか。

こういった人たちは

モノで例えるとカチンカチンの鉄のような感じではないでしょうか。

曲げられない、折れない。

変化の遅い時代であれば皆が同じ方向に向いているのだから

単に強いだけで良かったのかもしれません。

しかしいまのような変化の早い時代に

藁などのように、軽くてしなやかさを持っている人が

どんどん新しいことに挑戦しているなか、

カチンカチンに硬い鉄のような人は身動きがとれないのではないでしょうか。

また、なにか困難なことがあったときに

形を変えられるのはわらのようなレジりエンス(しなやかさ)

を持った人たちです。

もはや「強い」ことは武器ではないと思っています。

妥協とは違う、レジリエンス(しなやかさ)をもとう

「柔軟に適応する」というと妥協と勘違いされる方もいるかもしれません。

妥協と違う点は、困難自体を楽しんでしまうことだと思います。

例えば仕事がうまくいかなかったときはネタにしてしまう、

人間関係がうまくいかないときは「ま、いっか」と無理に付き合わない。

お金がなくなって貧乏暮らしになったら、貧乏暮らしを楽しむ。

こんなところでしょうか。

私はこういったしなやかさを持つためには、

なるべく仕事・人間関係・モノ

すべてを持ちすぎないことが大事だと思っています。

持ちすぎるとがんじがらめになってしまうので。

特に30代、40代以降で責任が増えてくる

世代は、このレジリエンス、意識しておくと良いかもしれません。

まとめ

最近の好きな言葉、レジリエンスについて書きました。

編集後記

水曜日は、年一でいつも相談を依頼してくれるお客様とZOOMで面談。

暗号資産のマイニングを行っている方で、マイニングルームツアーもしていただきました。

木曜日は、歯科でセミナー講師を行っている女性の方からの相談。

無事確定申告を終了できたのでよかったです。

最近のあたらしいこと

数日前息子がお金管理をきちんとしていないので注意したところ

「僕にはイーサリアムがある」

とぼそっと言っていて「イーサリアム、だと・・」

と思いましたが数年前に贈与、していました確かに。

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