比較するのは他人ではなく過去の自分
10/82016
カテゴリー:ライフハック
現代は他人と自分を比較することが容易
自分の仕事の状況やライフスタイルは他人と比較してどうなのだろう、と気にする人は少なくありません。
近年は、FacebookやTwitterなどのSNSが盛んになり、今まで知ることのなかった他人の「成功」(真偽はともかく)を知ってしまうことが多くなったことが原因かもしれません。
私自身も、同業者や同年代の方の活動はやはり気になってしまいます。
勤務時代も、自分よりもはるかに税務知識や英語力があり、社内政治にも長けている方が周りに大勢いて、「周りに認められるようにもっと頑張らなくては・・」と焦っていました。
他人と自分を比較していたらブレまくりの人生になる
勤務当時、「頑張らなくては・・」と思うこと自体は問題ないにしても、「頑張った先に何があるのか?」とふと考えたときに立ち止まってしまいました。
「自分の軸を定めない限り他人と自分を比較することに終わりはない。他人と自分を比較していたらずっとブレまくりの人生になる。」と気づきました。
分かりやすいのは収入、地位、名誉でしょうか。
「今の収入に不満がある」と言って転職ばかりしている人は「他人」という本来比較すべきでない対象に人生を振り回されてしまっている気がします。
まずは自分の考え方の軸を確立して、過去の自分と今の自分を比較することが大事ではないでしょうか。あくまで「自分」との比較なのでうまくいったいかないはすべて自分次第です。
他人や世間との比較だと、どうしても「あの人は才能があるから」「あの人は環境が恵まれているから」などと理由付けしやすいですが、自分との比較であれば言い訳はしにくいです。
過去の自分より今の自分の方が好きかどうか
過去の自分と比べて今の自分が成長できているかどうか、のポイントとなるのが「過去の自分より今の自分の方が好きかどうか」ということではないでしょうか。
日々真剣に生きていれば、目指す目標も変わってくるし、軸自体も変わることがあるでしょう。人は変わっていくべきであるし、それが普通だと思っています。
大切なのは、過去の自分よりも今の自分のしていることに誇りを持てるかどうか、自信を持てるかどうかだと思います。
例えば私の場合、10年前は税理士の勉強をし始めた時期であり、「いつか税理士資格をとったらバリバリ働いて稼ぎたい・・」などと鼻息荒く(笑)していました。
しかし現状は「バリバリ働いている」わけでもないし、「稼いでいる」わけでもありません。
それでも10年前の自分より、今の自分の方が好きだと思えます。
他人との比較をずっとし続けていたらお金や地位は得られたかもしれませんが、自分をきっと好きになれていなかったと思います。
昨日よりも今日、今日よりも明日の自分をもっと好きになれるよう(歌詞みたいですが)、人生を楽しみたいものです!
まとめ
現代はSNSなどの爆発的な普及により他人と自分を比較することが容易になりました。
しかし、他人との比較は意味がないし、終わりもありません。比較すべきは過去の自分です。
最近FacebookやTwitterなどで「夫婦で年収〇〇円実現させる方法!」「あなたもこの集客手法で年商〇〇!」などの投稿を見たら「非表示」にすることにしました(^^;。
余計なノイズをシャットアウトして自分と向き合う時間をたくさん作りましょう。
編集後記
今日は税理士会主催の「外部監査員研修」に出席しました。
公認会計士等の専門家(税理士も最近追加されました)が地方公共団体等の会計や業務をチェックする制度です。
税金をなるべく少なくするということも大事ですが税金の使い道をきちんとチェックすることも税理士の大事な仕事の1つだと思います。
クラウド会計専門の女性税理士です。
ITを駆使し、「スピード」と「丁寧さ」を両立させたサービスをモットーにしております!
スタートアップの個人事業主様や、中小企業様をターゲットに明瞭な料金体系にてサービスを提供しております。