シェアリングエコノミーを経験してみてわかったこと。やはり「所有」は要らない
3/52020
カテゴリー:シェアリングエコノミー,ライフハック
物を所有しないでシェアする、「シェアリングエコノミー」が時代の流れです。
私自身も昔から所有することにあまり興味が持てず、なるべく物を所有しないようにしています。
その一環として「事務所を持たずに『場所』だけ持とう」としてこの10ヶ月間レンタルスペースを運営してきました。
他の運営者の方と違うのは、
私自身も頻繁に利用する(シェアする)点です。
運営してみて、所有はやはり必要ない、という結論に達しました。
※遊ばせてる資源は「もったいない」※
レンタルスペースを運営して得た一番のメリット
現在レンタルスペースの家賃をオーナーさんに支払っていますが、経費諸々含めても
レンタルスペース利用料のほうが上回っているため持ち出しが発生せず、+αの収益を得ています。
そもそもスペースを借りたのは、「場所」が欲しかったからでした。
自宅兼事務所でずっと仕事をするのは集中力が切れるし、顧問のお客様との打ち合わせ場所やスポットのお客様との打ち合わせ場所も欲しい。
ただ、事務所を借りるとなると初期費用と固定費が相当発生します。
初期費用は良いとしても、毎日行くわけでもないところを契約し、固定費を払い続けるのはナンセンスだと感じました。
何よりも高額のお金を払ってまで自分だけの場所って要らないんですよね。
業務はペーパーレスを実施しているのでどこででも行なえますし。(税理士業は一箇所で行わなければならないという時代にそぐわないルールがあるので自宅兼事務所で行っています)
そんな理由もあり
人に貸す+自分のサブ仕事場
という「シェア」を思いついたのでした。
今のところ好きな時間を押さえられますし、他の人が利用しているからといって気になる点はありません(性格もあるかもですが)。
毎月の固定費が発生せず、かつサブの仕事場所を得られたという点が大きなメリットでした。
時代の流れは所有からシェアへ
久しぶりに「WORK SHIFT」を読んだのですが、来る将来はエネルギーが足りなくなって、人々が移動しなくなる将来が予測されていました。
ここ最近私自身もお客様とのやり取りはすべてZOOMなどのネットツールですが、
今後はAR、VRが進んで自分のアバター(分身)があちこちで活躍してくれるそうです。
2025年以降、都市に住む人は、たまに町の中にあるコワーキングスペースで交流をするのだとか。
専門性のある個人が全世界でネットでつながる時代に、立派な事務所などの「所有」にどれほどの意味があるのか、
考えさせられました。
現在も、場所に限らず所有からシェアへ急速に世の中は変わってきています。
クラウド活用、airbnb(民泊)、タクシー配車アプリ、フリマアプリ、レンタルスペース、知識共有プラットフォーム、仮想通貨、ブロックチェーンを活用したトークンエコノミー、、
経済成長が進んでも資源は有限ですし、今後資源を効率よく使うための「シェア」の考え方は主流となっていくでしょう。
すべては借り物
レンタルスペースの話からいきなり哲学的な話になってすみませんが、
私が所有にこだわらないのは、生きている間はすべてのものが借り物だと思っているからです。
当たり前に享受している土、空気、水含めすべて借り物じゃないかと。
仕事柄土地の謄本などよく見ますが、あくまでそれは国が定めた法律で無理やり区切っているだけで
本当に所有しているかというと疑問です。
(とはいえマイホームなどのマイ◯◯を否定しているわけではありません)
生きている間はいろんなところから借り物をして、
死んでいくときは借りたものをきちんとお返しする。
「所有は要らない」と決めてしまうとすべての借り物を大事にしようと思えます。
(というわけでトイレットペーパーを爆買して無駄に消費しません!^^;)
編集後記
昨日は、MFクラウド確定申告をお使いの方のスポットのご依頼があったので
ZOOMで打ち合わせをしました。
4/16まで申告期限が伸びて余裕が多少あるのでお受けしました。
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