便利で新しいものに対しては、不安があるものです。

周りからこういうことをたまに聞きます。

  • 不正利用の恐れがあるからクレジットカードを使いたくない
  • QRコード決済は個人情報が漏れそうなので現金払いで
  • ネットバンクはお金が盗まれそうで危ない
  • 仮想通貨は盗まれそうだからやらない
  • 個人情報が盗まれそうだからSNSはやらない
  • メールよりもFAXのほうが安全
  • クラウドは危ないのですべて外部ハードディスクに保管する
  • ビデオ会議はセキュリティが脆弱そうなので使わない

私自身も、現在普通に行っていることが最初から抵抗なく行えたかというと

そうでもないです。

とはいえ、不安を取り除くためにできることもあると思うので

書いてみます。

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※ビデオ会議のセキュリティも色々言われてますが・・※

クレジットカードの不正利用があった

去年、クレジットカードの不正利用がありました。

15年以上クレジットカードを使っていて、初めてです。

なんとなく心当たりはあって、

Amazonから「アカウントが停止されました」という怪しいメールが来ていて、

焦ってなにか再手続きの入力をしたのを思い出しました。

(偽サイトに誘導されたのかもしれません・・やられました)

結果、一つのカード会社で3枚(プレイベート用、個人事業用、会社用)用意していたのですが

すべてストップすることに。念の為もう一つ違う会社のカードを用意していたのでなんとかなったのですが。

そのとき、

「ああ、だからクレジットカードは危ないんだ、現金に戻ろう」

と思ったかというと、

そうは思いませんでした。

(クレジットカードのリスクに対する認識が甘かったことは認めましたが)

なぜかというと、実質被害がなかったからです。

不正利用があった場合、クレジットカード会社から連絡をもらえます。

それで身に覚えがない場合、(ケースにもよると思いますが)クレジットカード会社が

支払いを補償してくれることが多いです。

しかも新しいカードをすぐに発行していただいて、いたれりつくせりでした。

私にとっての被害は、一部のサブスクリプションが止まった程度でした。今後変なメールは気をつけよう、という戒めにもなりました。

財布をなくしたこと4回。勝率は

それに対して現金オンリーだったときはどうだったかを思い出しました。

幼少時代〜学生時代私は注意散漫で、財布を4回ほど落としたことがあります。

返ってきたのは2回でした。(それでも良い勝率かと思いますが)

現金は落としたらそれだけでほぼアウトです。

物理的なものなので紛失の可能性はいつだってあります。

特に物をなくしやすい私にとっては

財布がなくなっただけでもリスクはかなり軽減したはずです(同時に探す時間も減った)。

ここで何が言いたいかというと、

クレジットカードが現金よりも危ない、

と思う方は根拠をじっくり考えてみたほうが良いということです。

「いざというとき」(紛失した時、不正利用があった時)のリスクを

比較して、それでもクレジットカードのほうが危ないか

を不安本能だけでなく論理的に考えてみると違った結論が出てくるかもしれません。

できる限りのリスク回避をする

大切なのは、対象となるモノ・サービスに関してのリスクをある程度理解し、

できる限りのリスク回避を自分で考えて行うことだと思っています。

「自分で考えて」という点が大事と考えています。

というのも、自分で知識をつけないままであれば、

周りに振り回されるだけだからです。

私は仮想通貨を勉強したときに、分散型台帳を知って、

セキュリティが強く担保されたシステムだなと感じました

(とはいえ、一部の取引所の管理が甘いなどの問題はありましたが)。

新しくて便利なモノ・サービスについては

拒否反応はひとまずおいておき、

完璧でなくても良いので

サービスの仕組みをある程度知った上で、想定外のことも予想し

できる限りのリスク回避をした上で

挑戦してみる(もしくは知った上でやめる)ことが大事だと思っています。

 

編集後記

昨日はお問い合わせ返信、連載執筆など行いました。

 

最近のあたらしいこと

WiMAX 機種変更

ホットクックでクリームシチュー

(材料入れて、薄力粉まぶして、ルーなしで美味しいシチューができました。)

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