「仕事だから」で全てのことを上書きしない
8/252017
カテゴリー:My働き方改革
仕事とプライベート、どちらを優先するか?
こういった議論が昔からありますね。
プライベートの予定が入っていたけれど、仕事が入ってしまった・・
この場合キャンセルされた方も「仕事だから仕方ない」と思うのが大人対応ですし、キャンセルした方も暗黙的に「仕事だから仕方ないでしょ」と思っている人も多いでしょう。
一理ありますが、私は敢えて
「仕事だから仕方ない」
という言葉は使わないようにしています。
(パートナーにも使わないようにしてもらっています)
「仕事だから仕方ない」は思考停止に繋がる
私が「仕事だから仕方ない」を使わないようにしているのは、その言葉自体が思考停止に繋がると思っているからです。
仕事で全て上書きされてしまうような人生は嫌かなあ、と。
もちろん社会人になって間もない人にとっては上司の命令は断れないという事情もあるでしょう。
ただ30代、40代になっても「仕事だから・・」が口癖になっている人はいつまでも自分で人生のコントロールができない気がします。
本当にこれで良いのかを考える
「でもそう考えるのは独立しているからでしょ?勤めていたら自分の自由にできないのは当たり前だよ」
と言われるかもしれませんが、「本当に仕方ないのか」をじっくり考えることも大事です。
「仕方ない」を許容していたら不満や愚痴は出ないはずですが、巷で聞くのは会社への不満・愚痴ばかりです。
(私も言っていました・・。)
独立などしなくても、自分の価値観に合う職場に転職することはできます。
「仕方ない」という言葉は受動的で、本質を見えづらくします。
「自分は本当にこれで良いのか」と主体的に考えるようにしたいですね。
仕事は人生のオプションに過ぎない
独立して仕事とプライベートの境目が曖昧になったことで、「仕事は人生のオプションに過ぎない」ということを強く意識するようになりました。
勤めていた頃は仕事は仕事用のスケジュール帳に、プライベートはプライベート用の手帳にスケジュールを書いていました。
自分で無意識に分けようとしていて、仕事がプライベートの先にくるのは当たり前だったんですね。
でも仕事をするために生きているわけでもないのに、仕事が全ての予定を上書きするって変な気がします。
今は仕事でもプライベートでも全部一緒にGoogleカレンダーに入力しています。
優先順位は特に定めていません。
もちろん先約にプライベートも仕事も関係ありません。
仕事とプライベートの境目をなくすことは、「やりたいことを先延ばしにしない」ことに役立っています。
「仕事だから仕方ない」の考え方がまずある人の場合、
「仕事が落ち着いたら・・」
という発想になりがちですがこれではいつまでたってもやりたいことができません。
仕事第一で現役が終わってしまって、さあ、好きなことを・・と思ってもその時はもう体力も気力もなくなっている年齢です。
やりたいことがあったら、「どうやったら今できるか?」を真剣に考えてみましょう。
まとめ
「仕事だから仕方ない」で思考を上書きせずに、一旦立ち止まって「本当にこれで良いのか」を考えることは大切です。
自分の人生は自分でコントロールしていきましょう。
編集後記
昨日は、お客様と横浜にて打ち合わせ。
グローバル企業を早期退職して日本支店を立ち上げるべく活動されている方です。
会計知識も積極的に吸収していきたいということで、本当に頭が下がります。