基本の仕組みが分かると一気に理解が進む

2ヶ月くらい前から趣味と勉強も兼ねて少しずつWebプログラミングを学んでいます。

HTML/CSS、Javascriptが大方終わって今はPHPを学んでいますが、普段何気なく行っている処理が

「こういうことだったんだ」

と思うときが多いです。

例えばいつも閲覧しているWebページ。

どこがどうつながって世界中のページを見ることができているのかふわーっとしたイメージしかありませんでした。

実際はブラウザとサーバとの間でファイルの要求(リクエスト)と、応答(レスポンス)が繰り返されてWebページは表示される基本を学びました。

(汚くてすみません)

Webエンジニアの方にとっては当たり前のことかもしれませんが、私にはすべてが新鮮です。

プロ級の知識とまではいかなくとも、基本を学ぶことでその分野の理解がぐっと進みます。

会計・税務も基本の仕組みが大事

会計・税務の分野もプログラミングと同じくとっつきにくい・難しいと思われていますが、基本の仕組みの理解が大切であることは変わりません。

最近本屋さんでたくさんの会計本が置いてあるので参考までに見ているのですが

「MBAレベル」

「財務指標分析」

「KPIを設定」

などハードル高めの本が多いです。

決算書を読めることは後々必要なのかもしれませんが、まずは決算書がなぜ必要なのか、どういったことに使えるのか、誰が必要としているのか、なぜ異なる決算書が複数(主にBS、PL、CS)必要なのか、といった基本が大事だと思っています。

税金も同じで、なぜ会計数値とは別に計算しなければいけないのか、などそもそも論から出発することが大切です。

「接待交際費は所得の金額の計算上損金になりません」と言われても

先日新設法人の社長の方向けにセミナーを依頼されて行ったときに、事前に用意してあった資料に

「接待交際費は所得の金額の計算上、損金になりません」

と書いてあって「うーん・・」と思ってしまいました。

まず損金とは?費用とは何が違う?所得って何?なぜ別計算?というところからの説明を補足しました。

基本をすっとばしてしまうと一気に分からなくなります。

会計に限らずすべての分野に言えることだと思っています。

他分野の勉強(しかも本業とあまり関係ない勉強)を意識的にしてみるとそのことがよく分かります。

まとめ

たしかに、本屋で「MBAレベルの~」と書かれている本を見ると私も手にとってしまいますが(^_^;)

会計・税務の一応の専門家であっても難しい内容が多いです。

普段接していない人から見たら途中で嫌になってしまうかも・・。

やっぱり基本が大事です。

編集後記

本日は輸出事業を行っている方の消費税還付申告書を作成。

輸出業に関わる消費税還付は、必要書類が多いので注意が必要です。

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