ちょっと前に、お客様と決算の打ち上げのようなものをZOOMで行ったのですが、

そのときにやったちょっとしたゲームがとても面白かったこと、

自分も、他人も褒めることにについて深い学びになったのでそれについて書いてみます。

※できたことを自分で褒めよう!※

「褒め合い1分競いゲーム」

まず、ランダムでテーマを選び、

選ばれた一人がそのテーマについて語ります。

次に、聞いていた他の人がその語られたことについて

「1分以内で理由を説明した上で、とにかく褒めちぎる」

ことをします。

最後に、テーマについて語った人が

「誰が一番素晴らしい褒めちぎりだったか」

を決める

というゲームです。

褒めちぎりゲームのメリット

最初はなかなか褒めちぎることが難しかったのですが

(大げさになったり、わざとらしくなったり、照れくさかったり)

やっていくうちにすごく心地よくなったんです。

他の人を褒めちぎるのも楽しいし、

自分のことを褒められるのもめちゃくちゃ嬉しいですし。

しかも「1分以内」というのがまた良いんですよね。ダラダラ考えられないので。

語っている人の性格や長所を見極めた上で、ユーモアを交えて褒めちぎれたとき(こじつけっぽくなる点含め)は

なんとも言えない快感でした。

減点主義だからこそ必要な褒める文化

考えてみれば、この「褒め合う」ことって(特に日本では)根付いていませんよね。

「謙遜」が美徳とされる文化も原因かもしれませんが。

特に、いまのように変化が激しく先行き不透明な世の中では「褒め合う」文化は生まれづらいです。

自分も、他人も「減点主義」になってしまっていないでしょうか。

ただ、毎日を楽しく、前向きに生きるためには自分・他人のちょっとした良いところを認めて

褒める文化が必要だと思っています。

特に自分を褒めよう

コロナもあり、自分の生活を放棄してしまう「セルフネグレクト」が社会問題になっているようです。

これも、

「○○じゃなければいけない」「自分はだめだ」

という思い込みによる追い詰めが原因のひとつと考えています。

身近に褒めてくれる人がいればよいのですが、

もしいなければ「自分で自分を褒める」ことを意識して行うことが必要と考えています。

最近読んだ本に、

1週間ごとに「できたこと」「嬉しかったこと」(どんな小さなことでも良いから)

を自分だけが見るノートに書くことが

自己肯定感につながると書かれていました。

他人の評価が見えてしまうSNS全盛時代では「小さなこと」で自分を褒める

ことは難しいですが、やってみるととても心地よくなるのでおすすめです。

他人を褒めることも同時にしても良いと思います。

ちなみに、私の最近の「できたこと」「嬉しかったこと」は、

  • 気になっていた耳の検査に行けた
  • 裁縫が上手くできた
  • スプラウト(家庭菜園用)をちょっとだけ収穫できた
  • 息子がやりたいことを実践してくれた
  • 去年に引き続き、依頼をリピートしてくれるお客様がいた
  • 編集者さんに感謝された

などなど、本人にしか分からない小さなことばかりです。

これらはネットに公開するものでもないし

(あ、わたしは公開しちゃってますね)

自由に書いて良いということで安心して書いています。

 

褒める文化はギスギスしがちなこの世の中に間違いなく潤いを与えてくれると思います。

同時に、新しいアイデアやイノベーションの元になるはず。

まずは、自分のことを1日に1度褒めるのはいかがでしょうか。

 

編集後記

木曜日は、申告freeeを利用して決算・申告をしたい経営者の方と打ち合わせ。

金曜日は、出版社で6/18発売の書籍についての契約書類のやり取りなどしました。

結構燃え尽きた感があって、著書を見て感慨深い気持ちになりました。

 

最近のあたらしいこと

じらい屋の焼き鳥弁当

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