「独立したら働く時間は自分で決められる」

ということで激務だった人は

「これで激務から解放される!」

と思い描くかもしれません。

 

で、わたしの場合

独立して働く時間が減ったかというと。

意外とそうでもないということに気づきました。

むしろ、ちょっと増えてるんじゃないかと。

ただ、自由な時間も増えてストレスも減りました。

※仕事する時間が増えたのに自由時間も増えたのはなぜ?

「何もしてない」「何も考えてない」時間が多かった

「え、それはおかしい。

働く時間が増えたなら自由時間は減るはず。」

と思ったので単なる勘違いかと思ったのですが、

身も蓋もないことに気づきました。

 

それは、

勤務してた頃「何もしてない」「何も考えてない」=「仕事してない」

時間がとても多かったということです。

単に拘束時間が長かっただけだったのかなと。

 

例えば、移動時間。

独立前に勤めていたところは

自宅から約1時間、往復約2時間以上かかっていました。

 

この間何してたかというと。

寝てるか、音楽聞いてるかどちらかでした。

(行きも帰りも満員でそれどころじゃなかった)

それなりにきちんとした格好や化粧を

しなければならないのも無駄な時間でした。

 

そして、勤務時間。

思い返してみると、

「これ私参加する必要あるん?」

という会議への参加、

どーしよーもない電話(金融商品の勧誘など)の対応、

他人の愚痴・世間話への付き合い、

オンラインで済むような用事で外出、

紙の郵送、

上司の承認待ち時間、

やることがなくぼけっとしてる時間・・・。

 

意外となにもしてなかったんだな、わたし。

と気づいてしまったんです。

 

独立後は仕事の密度が上がった

独立後何が違うのかというと、

自由時間以外は

仕事に100%集中していることですね。

 

例えば朝は5時半頃に起きていますが

顔を洗ってコーヒーを淹れたら

パジャマのまま仕事を始めます。ガチ集中モードで。

それが当たり前になりました。

 

以前だったらカフェへ行ったら

ゆっくりと読書をすることが普通でしたが

いまはブログや書籍執筆を時間を決めて

集中してやっています。

 

そして土日も

なにかしら仕事をすることが多くなりました。

ただし、お客さま対応はせず

自分でできる仕事に限ります。

 

このように、

仕事(自己投資も含む)

する時間は勤務時とさほど

変わってないけれど、

「やるときはやる」

と密度が濃くなりました。

しかも、それが「いやいややる」のではなく「自発的」になったのが

大きいです。

 

ストレスが減った理由

仕事時間が減るどころかむしろ増えた。

それでもストレスが減った理由は、

仕事の定義が変わったからだと思っています。

 

独立前は「仕事はお金(給料)を得るためにすること」

と考えていましたが、

独立後は「仕事は自分の人生を充実させるためにすること。

(その結果として)お客さまに貢献して、お金が得られること」

に変わりました。

 

「自分」ありきになったのが大きいです。

自己犠牲が賞賛される世の中ですが、

わたしはそれは違うと思っていて

まず自分を守ることを1番に、その結果として周りの人に

貢献できれば良いと考えています。自分を守れなかったら、周りの人に貢献できないです。

 

働き方を変えたいと思っている方は、

仕事の定義を見直してみると

良い方向に進むと思います。

 

編集後記

昨日は、確定申告コンサルティング。

延長されている方の分の申告書を

ZOOMで共有しながら一緒に作成しました。

なんとか終わり、ほっと一息です。

 

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