先日、安易に好きなことを仕事にすべきでないという記事を読みました。

特にずっと家にいた女性が趣味の延長で起業・独立することは危険だと。

理解できる部分もあり、そこまでガチガチに考える必要あるのかな、という部分もあり。

思ったところを書いてみます。

好きな事を仕事にできれば一番いいと思う

いきなり結論を書いてしまいましたが(^^;

趣味、すなわち好きな事を仕事にできる人生は幸せだと私は思います。

私の小さなときの憧れの職業は、お花屋さん、雑貨屋さん、そして漫画家でした。

それがいつしか現実的になってきて。

結婚・出産しても経済的に自立した人間でありたい。

そう思った結果税理士という職業にたどり着きました。

私の場合は現実的になってしまいましたが、好きなことを続けていたらどうなってたろう、と今でも思います。

どのくらい稼ぎたいか、を意識する

とはいうものの、

好きを仕事にする場合、「どれくらい稼ぎたいか」、つまり具体的な目標数値を意識することは非常に大切です。

例えば月に3万程度稼ぎたい。

これだったらそんなに本格的に始めなくてもすぐ実現できるかもしれません。

家事や子育てなどにも時間をかけることができるでしょう。

でも、これが10万円になったら?30万円になったら?

そうなってくるとある程度犠牲にせざるを得ないものも出てくるでしょう。

自分がどれだけ稼ぎたいかによって戦略は変わってきます。

それを意識せずにいきなり走り出す(店舗を借りる、お金を借りる、高額投資をするなど)ことは危険です。

トレードオフを意識する

前述でも触れましたが、自分で事業をしていくということは何らかの犠牲を伴います。

例えば、家の中のこと。

お恥ずかしい話ではありますが、私は今家事に割く時間を大幅に減らしています。

日中の洗濯は息子にやってもらい、食事はお店から持ち帰り又は簡易な料理、掃除は家族で土日にやっています。

家族全員が健康でストレスなく生活することが第一だと思っているので、そのために自分の中でやらなくてもいいこと(毎日の掃除、片づけ、手の込んだ料理)をしないようにしています。

疲れた体で無理してすべてをやろうとするとストレスが溜まり、それが家族にも悪影響を与えます。

家族からの支援は必要不可欠。そのためにもまずは自分が無理してすべてをやらないことが大事です。

「両立」という言葉が昔からもてはやされていますが、違和感があります。

何かを優先させたら何かを捨てるというトレードオフの関係は常に付きまとうからです。

仕事も家事も育児も完璧に、というのは本来無理な話です。

このことを意識できるかどうかで好きを仕事にして幸せになれるかどうかが決まるでしょう。

まとめ

好きを仕事にすること自体は間違っていない。私はとても素敵なことだと思っています。

ただ注意点としては自分がどれくらい稼ぎたいかの目標数値を明確にする事が挙げられます。

また、トレードオフを意識することも大事です。

趣味が高じて仕事となり輝く人がたくさん増える世の中になってほしいと願っています。

編集後記

息子が珍しく風邪をひいて寝込んでしまい。

定期テストで全力を出し切ってしまったのかもしれません・・。

それでも食欲だけはあるのは成長期だからでしょうか(^^;

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