2018年8月9日に、「会計と決算書がパズルを解くようにわかる本」という本を、日本実業出版社様から出版することになりましたので、告知させていただきます。

(Amazonのサイトではまだ画像はありませんが、予約受付中です)

 

カバーは、こちらとなります。8/9前後に書店に並びます。

会計・決算書初心者向けに書いた本

この本は会計・決算書をこれから学んでいく人、苦手意識を持っている人、一度挫折した人向けに書いた本です。

会計・決算書を1から学ぶ人にとっては、

「そもそも会計・決算書を学ぶ目的は何なのか?大事なポイントはどこなのか?」

といったことがまず知りたいのではないかと思いました。

そこで、細かい論点は思い切って省き、会計の「全体像」を示した上で「ここだけは」という論点に絞った内容となっています。

「パズル」という言葉が題名にありますが、これは私が簿記の勉強をし始めたときに感じた感覚を表した言葉です。

パズルのピース一つ一つは何を表しているか分からない、だけど全体が合わさったときに見えてくるものがある」という意味を込めて、この言葉を題名に使わせていただきました。

(パズルを解いて会計・決算書に強くなろう!という技術的な内容ではありません)

また、図表やイラストも多く取り入れた点も特徴です。

きっかけはブログ、自分の経験、周りの声も基にしている

本書を書くきっかけとなったのは私の経験を書いた当ブログの記事です。

インタビューを受けて税理士を目指した原点を思い返す

私が税理士を目指した理由として、「数値がパズルのように組み合わさって決算書ができあがる、その過程がとても面白かった」と書いた記事を編集者の方が読んで興味を持ってくださったことがきっかけでした。

私が何気なく書いたことをヒントに、会計に苦手意識を持つ人が多い理由を掘り下げていき、今回の本の構想となりました。

そして、この本は私自身の経験(一般事業会社から税理士事務所勤務、税理士として独立)、今まで一緒に仕事してきた周りの人たち、お客様の声も基となっています。

自分も苦手意識を持っていた過去を踏まえ、会計・決算書の初学者に寄り添うことを大事にしながら書きました。

 

お話をいただいたのは2017年6月、執筆を始めたのは去年の年末頃です。約1年かけて構想・執筆しました。

専門用語をなるべく使わず、図やイラスト、例え話を多く取り入れ「興味を持ってもらう」ことを最優先に書きました。

この本を通じて多くの人が少しでも数字(会計・決算書)に興味を持って、自分の仕事に役立てるキッカケとなれば幸いです。

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