人にとって、「勉強」は一生必要なものだと思っています。

人は勉強によって成長できるし、人生を豊かにできるものだと考えています。

・・とはわかっていはいるけれど、うまくいかないときもあります。

私自身も例外なく。

非常に要領が悪いことを自分でもよくわかっているので

昔から「勉強」に関してはコンプレックスを持っていました。

(勉強が好きな割には、成績低い人)

私のような人は多いと思うのですが、その原因は

「勉強のやり方」「勉強の方法」がよくわからない

といった点にあると思います。

考えてみれば具体的にどのように勉強するのか、といった勉強法を教えてくれる

人は先生を含めあまりいませんでした。

勉強の内容ではなく、勉強の仕方を学ぶことは特に資格試験など、明確な目標があるときに

絶大な効果を発揮します。

今回読んだ知人の公認会計士・尾崎智史さんが書いたこちらの本はその「勉強法」について詳しく書かれています。

大学生から大手資格予備校の講師として5,000人を超える受験者を指導してきた人の言葉だけあって、

説得力が全然違います。(私も税理士試験時代によみたかった!)

これから特に難関資格をとりたいと思っている人にお勧めです。

(著者は会計士の方ですが、公認会計士試験の内容に絞ってはいません)

具体的な勉強法は本書を読んでいただくとして、

私が読んで心に残ったことを書きます。

資格を取りたいと思った瞬間を忘れずに

この本の冒頭に「資格を取りたいと思った瞬間をメモする」

ということが書かれています。

私自身、

「資格を取りたいと思った瞬間」

を思い出す良いきっかけになりました。

  • 税理士になって人のお役に立ちたい!

といった高尚な理由ではなく、

  • 人に認められたい(当時20代で子供を生んだばかりで、キャリアを積んでいる周りが眩しく見えた)
  • 女性で士業ってかっこよさそう
  • いっぱい儲かりそう

といった俗っぽい理由ばかりでした、思い返すと。

でもそんな理由でも

「自分が資格をとって満たしたいこと」が明らかに

なっている方がモチベーションが高まるのは確実ですよね。

「親に言われたから」「会社の要請で・・」と比べたら全然やる気が違います。

どんな理由でも良いから、「資格を取りたいと思った瞬間を忘れずにいる」ことは

その後の勉強を継続できるかどうかに重要な影響を与える

といったことを思い出させてくれました。

勉強は緊急ではないけれど、重要であること

これも、ついつい忘れがちなことなので教訓になりました。

「仕事が忙しくて・・」「勉強する時間がなくて・・」

といったことを社会人になるとつぶやきがちですが、

いやいや「時間作ってない」だけでは?というのがこの本を読むと分かります。

(「時間術」の章で詳しく書かれています)

「人は楽な方向に流れる」というのは本当にそのとおりで、

「意識して」緊急ではないけれど重要であることのための時間を作らなければ、

一生流されていく人生になるんだな、と戒めました。

今やるんだったら受験仲間を作りたい

この本では「受験仲間を作る」ことをお勧めしています。

質問し合えたり、ライバルとして高め合ったりなどの効果があるからです。

私は受験時代全く逆のスタンスで、

「受験仲間なんていらない、時間がもったいない」

などとずっとひとりで勉強していました。

(子育てと仕事もあったし時間も取れないと思っていた)

今思えば、なんでそこで殻に閉じこもっていたのか?と後悔しています。

お互い慰め合うような関係ではなく、

高め会えるような関係であれば受験仲間はその後の関係も含めて宝物になると思います。

仮に今受験生だったら、変に気取らずに受験仲間を作るでしょう。

最後にかかれている「いいコトバ」、響きます

この本の最後に、受験に効く「いいコトバ」がいくつか書かれています。

これから資格試験に挑戦しようとしている人、今まさに資格試験に向けて頑張っている人、の励み

になるものばかりですので、是非ご覧になってください。

 

まとめ

公認会計士の尾崎智史さんの本『勉強法にキホン』を読んで、

勉強の楽しさ、大切さを再認識しました。

読んでいて、受験時代の色んな場面が浮かんできて(5時に起きて会社の近くの喫茶店で

勉強したな〜とか。)

懐かしくなりしばし浸り。

これからも色んな勉強をするぞ!という気持ちにさせてくれました。

 

編集後記

昨日は、雑誌原稿をチェックして提出。セミナーのアイデアまとめ、打ち合わせ準備など。

 

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