なるべく身軽に生きていくために、自分が抱えているもの(目に見えない縛りを含め)を減らすように・増やさないように気をつけています。

たくさんのものを抱えていると視野が狭くなり、自由な発想ができなくなると考えているからです。

独立してからこの考えは加速してきました。

身動きがとれない、苦しいと感じている人は「持っていて当たり前になっているもの」を減らしてみてはどうでしょうか。

参考までに私が今まで減らしてきたもの(持たなかったもの)・今後増やさないものを書いてみます。

身の回りのもの関係

まずは物理的な「モノ」です。

持ち家

ニュースで「賃貸」VS「持ち家」のテーマ、見かけますよね。

私は全くの「賃貸派」で、今のところ持ち家を所有する予定も、希望もありません。

家を持つことのメリットはたくさんあると思いますがそれを上回る目に見えない「縛り」を感じてしまいます。

借金を抱えて家を持ったら、当然借金は何十年もかけて返し続けなければいけません。近所にうるさい人がいても、子供が学校が嫌と言っても、簡単に引っ越せません。仕事が不安定な夫婦(夫:転職王 私:フリーランス)も不安の種です。

ただこれは本当に個人の価値観で、「どう生きたいか」によります。

家を買うことによって得られるものがたくさんあると思うのであれば問題ないでしょう。

少なくとも特集でよくやっている「お金の損得」だけで考えるべきでないのは明らかです。

私の場合、「身軽さ」「縛りのなさ」を考えたら賃貸に軍配が上がります。

これも個人の価値観によって大きく異なりますよね。

今のところある程度利便性の高い地域に住み、仕事をしたいと思っているので必要性を感じません。

普段はタイムズのカーシェアリングで十分です。

身につけるもの

洋服を何気なく買うのをやめました。

普段は「airCloset」というファッションレンタルサービスを利用し、冠婚葬祭や旅行などで特別必要な場合にのみ買うようにしています。

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ファッションレンタルサービス「airCloset」でファッションを楽しもう

多少好みの相違もあったりしますが^^;それはそれで挑戦できて良いです。

今月来た服。来月にはお別れです。

服が劇的に減り、衣替えも必要ないので快適です。

アクセサリーもむやみに買うのをやめました。

自分好みの簡単なものであれば、市販のパーツで作れます。昨日も一つ作りました。

材料代はかかりますが、自分で作ったものって大量に生産されたものと違って愛着わきます。

「必要なものを自分で作ってみる」って発想も良いものです。

テレビ

先日、リビングにあった42インチの大きすぎなテレビを捨てました。

これで家にあるテレビは夫の部屋にあるものだけです。

私も子供もほとんど見ていなかったので良いかなと。

ニュースはインターネットから十分に得られますし、Amazonで好きなDVDも見ることができます。

あまり見ていないのに埃の掃除だけしていましたが、なくなって余計な労力がかからなくなりました。

思い出品

近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」にも書いてありましたが、捨てるのに一番困難なのが思い出品です。

特に子供の思い出品は溜まっていく一方です。

先日思い切って思い出品が詰まっているクローゼットを綺麗にしました。

  • 子供が小学生の頃通っていた公文のぐちゃぐちゃの計算用紙
  • 使用済みの教科書、ノート
  • 何が書かれているのか分からない絵
  • 何を表現しているのか分からない工作
  • 「皆勤賞」の賞状

などなど、すべて残っていました・・。

この中で本当に残したいもの(写真や園服、ランドセルなど)だけ残してあとは処分しました。

作品は写真に撮ったり。

感情が入ってしまうのでなかなか難しいところですが、思い出品を持ち続けることのデメリットとして

「過去に思考が向かってしまう」

というのがあります。

未来に目を向けるために思い出品は必要最低限にするのが良いと思います。

人間関係

物理的なモノ以外で減らすべきは不要な人間関係だと思っています。

私は、いわゆる「ママ友」は一人もできませんでした。

子供が小さい頃は、小心者で「ママ友はやはり作ったほうが良いかも・・」と様々なイベントなどに出かけていましたが。

でも考えてみれば良い人間関係というのは自然に出来上がるもので。

別に「ママ」でなくとも気の合う人とはずっと付き合いが続いています。

独立してからは価値観の異なる「売上至上主義」「規模」「人脈」を強調する人とは自然と疎遠になりました。

無理してストレスのある付き合いを続ける必要はありません。時間ももったいないです。

不思議なことに周りが疎遠になったら、今度は価値観の合う人と巡り会えるようになってきました。

仕事

「仕事の所有を減らす」は変な言い方ですが、仕事もむやみに増やしすぎないようにしています。

もちろん生きていくためのお金とのバランスを考えた上でです。

私の場合長期的な関係を築く顧問契約については最大10件程度までと決めています。

また、以前は紹介も受け付けていたのですが現在はHPのみです。

「件数」「紹介」にこだわるとどうしても「こうなりたい」という希望に縛りがかかってしまいます。

せっかく契約してくれたお客様に質の良いサービスを提供したいと思っても、件数が多すぎて時間に追われたり、声の大きいお客様に振り回されたり。こういうことは避けたいと思っています。

一つの会社に長く勤めすぎるのも危険だと思っています。(私はただ続けられないのですが)

そこでの心地よさ、ルールに慣れすぎると外部との温度差があっても気づかないからです。

結果的にその会社に「縛られる」ことになってしまいます。

まとめ

「所有」を減らして身軽に生きていくために、今まで減らしてきたもの・今後増やさないものを書いてみました。

物理的なモノだけでなく目に見えない縛りを作っているものについても、定期的に時間を作って見直してみてはいかがでしょうか。

編集後記

昨日は用事があって出かけたので、その足で以前から行きたかったイベント(横浜取トリエンナーレ)が行われている美術館へ。

しかし残念なことに閉館日・・(いつもこういったイベントについては気が緩むのか事前確認を忘れる)

11月初旬までやっているのでリベンジします。

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