自分のこと(文脈)をAIに理解してもらう努力。
- 2026.10.14
- AI
ここ最近のAIのアップデートの速さに、
「AIの進化についていけない」
という悩みを聞きます。
確かに、この1年でもAIは相当の進化を遂げました。とはいえ、私が今するべきことは「最先端のAIを学ぶ」ことではないと思っています。それよりも真っ先にやるべきことは、
「自分のこと(文脈=コンテキスト)をAIに理解してもらうこと」
と考えています。

※自分のことをAIに理解してもらって描いてもらった
メモリー機能強化の衝撃
2025年4月に、ChatGPTに「Dreaming」というメモリ機能が登場しました。それ以前は、基本的にはチャットごとの文脈でしたが、過去のチャットから自動的に記憶を整理するようになりました。
そして2026年6月、DreamingのV3が導入されることによって、重要と判断された情報を継続的に整理・更新する仕組みへ進化しました。

引用:ChatGPT メモリ機能のより強固な基盤 | OpenAI
私も2026年6月(この記事執筆の4ヶ月前)頃から、徐々にChatGPTが単なる質問相手から、頼れるパートナーに変わってきている感覚を得ています。
外部システムとも連携して、「文脈」を整える
メモリ機能が強化されたのに加えて、他のシステムとの連携もスムーズにできるようになりました。今や、私の第二の脳とも言えるくらいです。
例えば、私が今ChatGPTと連携しているアプリとして、
- Notion(日々の気づきメモ、タスク・スケジュール、読んだ本、議事録、メモ、読書記録、過去のメルマガ、ブログのバックナンバーetc)
- Googleカレンダー(予定)
- Gmail(コミュニケーション)
- Slack(チャット)
- Dropbox(クラウドストレージ)
- freee、マネーフォワードクラウド(会計ソフト)
があります。
これらの連携によって、簡単な自動化をすることもできます。
例えば、私は「Daily Brief」というChatGPTのScheduledの機能を使って、毎朝同じ時間に、今日のタスクや予定をお知らせしてもらう仕組みを作っています。


その他、1週間に1度は、「Weekly Report」として、上記のアプリと連動した上で振り返りも行っています。


これらを通じて、私が
- どんな仕事をしているのか
- どんな仕事のやり方をしているのか
- どんなインプット・アウトプットをしているのか
- どんな価値観をもっているのか
などの文脈をAIに理解してもらうことを日常的に行なっています。
仕事は「文脈」がすべて
当初、自分がAIに文脈を蓄積していく過程について、深く考えていませんでした。
でも最近この「文脈をAIに蓄積すること=AIに自分を理解してもらうこと」の重要性がわかってきたのです。
というのも、仕事は「文脈」がすべてと言っても過言ではないと気づいたからです。
先ほど書いた、
- どんな仕事をしているのか
- どんな仕事のやり方をしているのか
- どんなインプット・アウトプットをしているのか
- どんな価値観をもっているのか
は、「人によって」「組織によって」全く違うんですよね。本当に当たり前すぎることなのに、意外と見過ごされている気がします。
誰かの仕事との向き合い方は、私のそれとは全く違う。

*営業のやり方だって、人それぞれです
だから、「AIの正しい使い方について教えてください」と言われても、何も答えられないのです。それは、その人がしている仕事や価値観によるからです。
例えば、私がしている税理士業でいうと、間口を大きく取り、ITを全く使わない方でもウェルカムな事務所も多いでしょう。そういう事務所であれば、
「紙の領収書を写真で撮ってClaudeにアップロードすれば一瞬で会計データに!」
というAIの使い方は非常に有用でしょう。
一方私は割り切り型で、「紙を一切使いません」とHPに明記しており、暗黙のうちにお申し込みいただけるお客様を制限しています。もちろん、それは戦略です。きていただきたいお客様に最初からきてもらったほうが双方良いと思っているからです。
ですので、私にとっては「紙を無理やりデータ化する」というAIの用途はないんですね。最初からその仕事がありません。だから、「税理士事務所の効率化をAIで」というテーマで講演依頼をいただくと、困っちゃうのです(受けてるけど)。
なぜなら先ほども書いたように、文脈が異なれば効率化したいことも人それぞれのはずなので…だから一回ポッキリのAIコンサルやAIセミナーって難しいなあと思っています。

私は業務効率化だけにAIを活用するのはもったいないと思っています(そもそもAI以前にデジタル活用でできてたことも多いですし、なんならやめても問題ない業務も多い)。
なぜなら、AIは人類史上初めて、人間の知能を超える存在だからです。もちろんそこには「悪意を持った者がAIを悪用する恐れ」などの負の側面もあります。でも、それ以上にメリットもあると思うのです。
私は自分の仮説のスキルを上げたり、思考を拡張することを一緒にしてくれるパートナーとしてAIを捉えています。そのためには、「自分のことをAIに理解してもらう」必要がある。だから、自分の文脈(コンテキスト)を日々溜めていっています。

*書いてきた本も読んでもらいたい
なかなかこの重要性は伝わらないかもしれませんが、今後講演依頼を受けた場合もこの「文脈形成」がAIとの共創の肝である話はしていこうと思っています!
まとめ
自分のこと(文脈)をAIに理解してもらう努力がめちゃくちゃ大事だと思うところを書いてみました。
AI「活用」という言葉がもう古いんじゃないかと思います。「パソコン活用」「インターネット活用」「スマホ活用」と同じくらい変な言葉になっていくと感じています。それくらい、あって当たり前のものになると。
人間は、AIといかに共創できるかを考えていったほうがいいと思います。そのためには、自分や組織の文脈を日々言語化し、AIに理解させていくことが必要です。
編集後記
ここ最近、手作りチーズケーキにハマり中!材料は水切りしたヨーグルト、ホイップクリーム、クッキーのみ。ゼラチンがなくても、しっとり美味しく、リピしそうです。義母、息子にも好評でした^^

近所の本屋さんにてイベントに参加しました。本屋さんのリアルや、近所の方とも交流できてとても楽しかった。こういうご近所さんのちょっとしたつながりを大切にしたいです。

運営しているコミュニティのリアルオフ会で汐留にある浜離宮恩賜公園散歩→竹芝のメキシコ料理店へ。散歩しながら会話するのは、会話に集中しすぎないのでいいなあと思いました。


ポートレート撮影を頼まれて、源氏山公園へ!普段は風景撮影ばかりですが、人を撮るのも楽しいなあと思いました。

ごまさつまいもパンに挑戦!周りにまぶした白胡麻と、中に入れた黒胡麻&さつまいものコンビが秋の風味で美味しくて。ホームメードは素朴だけど、飽きません。


コミュニティの雑談会で、参加者の方が私をイメージした画像を作ってくれました!なんか素朴な雰囲気だけどさりげなくPCやカメラ、ピアノが配置されてて「あ、これ私じゃん!」と嬉しくなりました^^

フラット登山(自然の中を歩いて楽しむ)をするべく、茨城県の古河駅、翌日は渡瀬遊水地へ!広大な池の周りを、風景を楽しみながら歩くことができました。外で食べるホットサンドも美味しかった〜!ガチな登山じゃなくたって、自然の中をただ歩くだけでも本当に気持ちいいです。






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