息子(21歳)が独り立ちをする予定があるので、

その練習として毎日夕食を作ってくれています。

(自分からやると言い出しました)

 

ちょっと贔屓目に見ているところはありますが、

毎回美味しいです。よくやるなあと。

ふと、

人生の早いうちから家庭料理を作っておくことの

価値ってめちゃくちゃあるんじゃないか。

ということを考えたので

そのことについて書いてみます。

※息子が作った生姜焼き。レタスとかテキトーに入れてるのが良い。

 

早いうちに家庭料理を作るきっかけができて良かった

私が21歳の頃は、全然料理していませんでした。

その頃は、大学の近くで一人暮らしをしていたのですが

料理をする習慣がなく、

毎日外食か、半外食(惣菜など)でした。

 

当然ながら、よく体調を崩していました。

食べるものが相当ひどかったんでしょうね。

 

しかし、24歳で息子を産んだ後は、

「料理しない」なんて言ってられません。

今までほぼ料理していなかった自分が半強制的に、

家庭料理を作ることになりました。

 

当然ながら慣れない子育てに追われる中で

やっていたので大変でした。

でもこのとき、半強制的に料理をすることがなければ

今まともに料理できていなかったかもしれないと思うと、

良いきっかけになったなと思います。

できれば、きっかけがなくても早いうちに始めた方がいいです。

 

人生の早いうちから家庭料理を作ることの価値

21歳の息子の料理のレベルがぐんぐん伸びていくのをみて、

人生の早いうちから家庭料理を作ることの価値をあらためて感じました。

※大根おろしに苦戦していた様子のたらのみぞれ煮

 

「食べる」は毎日することなので、

自分で家庭料理を作れるということは

毎日の選択肢が無限大になるということなんですよね。

 

自分で料理ができなかったら、

誰かに作ってもらうか、

外食するか、

買ってくるかしなければいけなくなってしまいます。

いずれにしても他人に依存することになる。

 

それが数年、数十年と積み重なる

と大きな差になってくるんじゃないかと思うんですね。

健康、そして金銭的な面や精神的な充足にも。

 

特に、私は料理は究極的には自分のためにすることだと思っているので、

自分をケアするために必須のスキルだと思っています。

 

もちろん、介護など

外部の要因で料理スキルが必要となることもあります。

年をとってから身につけるのは大変です。

 

1年でも2年でも早いうちから

家庭料理のスキルをつけるに越したことはありません。

 

ばえない「家庭」料理が大切な理由

あえて、「家庭」料理とつけたのは、

毎日おうちで食べるご飯は

ばえなくても全然問題ないからです。むしろ、ばえないほうが良い。

疲れてる時は味がわからなくなって雑になるとか。全然それでいいと思うんですよ。

※ばえない息子の料理。白菜と鶏肉のフライパン蒸し。

 

味にムラがあるって普通だと思います。

以前、台湾に行った時に

外で食べたものがすべて薄味で、

「だから台湾にいる人は毎日外食できるんだな」

と思ったことがあります。

 

日本のレストランは、

たまに行くにはいいけど

思いの外「家庭」的な料理を出してくれるところは

少ない気がします。全部味が濃すぎて。綺麗だし、美味しいんですけど。

 

息子が作る料理も、

慎重な彼の性格をあらわしているのか

毎回薄味(笑)。

でもそのほうこちらでコントロールできるから良いです。

 

今の時代、料理するハードルは下がっています。昔と違って動画もありますし。

変にハードルが上がってしまっている料理ですが、

週末にインスタ映えしそうな普段食べない豪華なカレーを頑張って作るよりも、

ばえなくてもいい毎日の家庭料理を早いうちから身につけることの方が

ずっとずっと価値があることと今は確信しています。

 

編集後記

昨日は、メルマガ読者の方から

独立後のことについての相談。

私も辿ってきた道なので、

丁寧に回答しました。

 

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