独立当初、困ったことは「値付け」です。

自分で自分に値段をつけることなんてしたこと

なかったので、とても苦労しました。

独立6年目にして、ようやく

自分なりの値付けの考え方を確立できた気がします。

値付けで自分が意識していることを書きます。

※値付けに正解はない。

相場を気にしない

まず、「相場」を気にしないということです。

 

独立当初、いくらにするか分からなくて、

他の税理士事務所のHPをたくさん見ました。

「税理士報酬の相場」といったサイトも。

 

でもいつしか気づいたんです、相場なんてないことを。

高価格路線、低価格路線。

ターゲットや戦略が違っていれば

値段だって大きく異なるはず。

 

それに、

「経験値」「勤続年数」

なども選んでいただくお客さまにとっては本来関係なく、

これらをもとに値付けすることも意味がないでしょう。

 

周りの言っていることを気にしない

インフルエンサーの方が、

「自分で確定申告をやるな。税理士に頼めば2〜3万円で丸投げしてやってくれる!」

と言っていました。

 

確かに、その値段でやってくれる税理士はいるでしょう。

とはいえ、すべての税理士がその値段でやらなくても良いと考えています。

先ほど書いたように相場はあってないものですから。

 

少なくとも、わたしは

2〜3万円で丸投げされて仕事を受けるかというと、受けません。

経理の知識をもって領収書を仕訳し、税法を理解し、

正確な確定申告書をスピーディーに

作ることが数万円の価値しかないとは私は思えません。

 

そもそも今は丸投げ自体受けてなくて(苦手なので)、コンサルしかやりません。

丸投げよりも時間も手間もかからないですが、2〜3万円以上の価格でやっています。

それでも、ご依頼していただけるお客さまはいます。

 

「偉い人が言っているから」

「確定申告の相場は◯◯円だから」

周りの言っていることを気にせず、お客さまのニーズを真剣に探ることが大切です。

 

値付けに正解はない

結論として、値付けに正解はないと考えています。

 

敢えていうなら、わたしは

自分のモチベーションが上がる金額を提示し、

それで市場の様子を見る(ご依頼がなければ見直す)

くらいで良いんじゃないかと考えています。

 

自分や一緒に働く人が疲弊

してては意味がないですから。

 

まとめ

値付けに正解はないことと、普段意識していることを書いてみました。

 

編集後記

昨日は、確定申告コンサル2件。

1件は個人の確定申告、もう1件は法人の確定申告でした。

無事2つとも終わりそうでほっとしました。

 

最近のあたらしいこと

ポンパドール チーズオニオンブレッド(←息子がハマりました)

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