AI(人工知能)は日々進化を続けています。

そんな便利な時代に、

敢えて手放したくないことについて

考えてみました。

※思考から逃れたい人たち

就職、結婚相手をAIに決めてもらいたい

冒頭の本には

教授である著者が

「就職先、結婚相手をAIに決めてもらいたい学生」

について書かれていて衝撃を受けました。

既に就職活動にはAIが普通に使われているようですね。

 

ただこの状況は

「仕方ない」と書かれています。

失敗が許されない時代を作ってきたのは

我々であって、学生のせいではないと。

本当にそうだと思います。

 

ただでさえ

自分の評価がSNSなどで

可視化されてしまう時代に、

「失敗は許されない」

風潮が根強くなってしまうのは、

仕方ない部分もありますよね。

とはいえ、やっぱりモヤモヤ感は残ります。

 

「ネットには●●と書かれてました」「●●したほうが良いですか?」

最近よく言われるのがこの2つでして、

比較的若い世代の方がこういうことをおっしゃることが

多い気がします。

 

おそらく、ネットに載っていることをそこまで疑わず、

少しでも違うことを伝えるものなら

「それ、ネットに載ってないんですけど」

というのが本音かもしれません。

 

「●●したほうが良いですか?」

という質問も、

どこかに100%正解があると

信じている言葉でしょう。

 

正解100%、

失敗が許されない世界

がジワジワ広がっている気がします。

 

そんな時代に、

なんでも答えてくれるAIは、

救世主なのでしょう。

 

大変だけど、「思考」「決断」は手放したくない

とはいえ、

「AIに人生の重要なことを考えて、決めてもらう」

ことを本当に自分が望んでいるのか、

を考えるとやっぱり違うようなあ、と思うんです。

まあ、失敗は少なくなるのでしょうけど。

 

「思考」「決断」って

脳のエネルギーを使いますよね。

失敗したらそれなりにダメージがありますし。

できればしたくない、

というのが人間の本能かもしれません。

 

でもこの2つが人に残された

最後の砦の気がしてならないんです。

だから、手放してはいけない、手放したくない、と思っています。

ある意味この2つを手放さなければ、

他のことはAIに任せて

遊び呆けてもいいのかなあ、と思ってます。

 

まとめ

失敗が許されない時代の救世主として

AIがジワジワ使われる世の中ですが、

思考・決断だけは手放したくないですし、

人に残された最後の砦と感じたところを書きました。

 

編集後記

昨日は、freee+全力法人税をお使いのお客様の申告のサポート。

無事終わってほっとしました。

 

最近のあたらしいこと

ルノアール フォンダンショコラ

 

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これはスマホでやらないほうが良いよなあ、

と思ったことを話しました。

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