お金を払って、コミュニティで学ぶ意味。
8/192024
カテゴリー:コミュニティ
2024年5月から8月にかけて、読書コミュニティ「flier book labo」が運営するcamp(数カ月間にわたるグループ講座)に参加しました。
結論、すごく充実した3ヶ月で、参加してよかったーと思いました。
お金を払って、コミュニティで学ぶ意味について、考えてみます。
※3月から参加しているコミュニティ
参加したきっかけ
今回のcampに参加したのは、flier book laboの講師陣の1人である荒木博行さんのVoicy(ラジオ番組)です。
楽天大学学長の仲山進也さんとの対談にとても興味を持ちました。そのテーマは、「チームビルディング」。
今まで私の発信を見てくれていただいた方は、
「あれ、『ひとり』が好きなのでは?チームでやるとか考えてない人では?」
と思われたと思います。はい、「ひとり税理士」などと名乗っているくらいなので、
ひとり大好き人間です。
ただ、ここ数年くらい、「ひとりは心地よいけど、周りの人ともっと摩擦をしたらもっと成長できるし、楽しいことができる気がする」と思い始めてたんですよね。
そこで今年の4月に始めたのが「ひとり仕事を楽しむコミュニティ『結NITY』」です。
https://freebiz-consulting.com/community/
コミュニティ運営はもちろん初めてだし、試行錯誤していました。
「どうやったら、コミュニティの価値を上げられるんだろう?」という問いがありました。
そんなとき、仲山さんの講座を知って突発的に参加しました。幸いなことに、「フリーランスOK!」とはっきりおっしゃってくれていたのが決め手でした。
能動的に学ぶ楽しさ
このように、私は最初から「学ぶ目的」がはっきりしていました。
そのため、終始「自分ごと」として能動的に学べたなーと思ってます。
もちろん、講師の仲山さんからは「自己中心的利他」(自分がやりたいこと・得意なこと・お客様に喜んでもらえることが合致している部分)の概念をみっちり学ばせていただきました。
そのツールとして使ったのが「ストレングスファインダーテスト」(強みを知るテスト)です。
私は以前からこのテストをしていたのですが、やって終わりになってしまっていました。
これを道具にして「どうプライベートや仕事に活かしてくか」の発想がありませんでした。
今回「自分の凸凹を認識して、他者の凸凹と調和させていく」考えを学び、
自分の弱みについて卑屈になるのではなく、
「自分の弱みはそれを強みにする誰かを輝かせるためにあるんだ」
という発想になれました。
なぜお金払って、時間かけてコミュニティで学ぶの?
講師である仲山さんからは、多くの学びを得られたと思っています。
ただ、得られたものはそれだけではありませんでした。
こういったコミュニティの講座に参加するのは初めてだったのですが、
これまで私が参加したオンライン学習ツールと全く違うなーと
思ったのが、
「能動的に学ぶ楽しさ」
です。
通常のオンラインスクールだと、
勉強する内容は与えられます。
一方、コミュニティでの学びは講師は学びの「材料」を与えてくれるだけで、
あとは自分、そして参加した仲間と考える必要があるんですね。
これはすごく新鮮で。
スクール型だとどうしても受動的になってモチベーションが下がってしまうけど、
今回は「自分ごと」ということもあり、
与えられた材料をどう最高の学びに変えていこうか
というモチベーションがわきました。実際、月1の勉強会の準備には相当時間がかかりました。
先生から学ぶことを一方的に与えられる学び方に慣れている人は、
「お金払って、自分たちで動かなきゃいけないとか、あり得ない」と思われるかもしれません。
でも恐らく、コミュニティで学ぶ価値はこの
「学びを最大化させたいモチベーション」
にあると思うんですよね。
つまり、私のように学びたいことがはっきりしている人間にとっては一方的に与えられる勉強法よりもこのような「なんでもアリ」形式のコミュニティでの学びのほうがずっと合っているということです。
そう考えると、「お金払って講師に知識を与えてもらいたい」というモチベが強過ぎる人はこういうコミュニティでの学びには向いてないかもしれません。かけた時間とお金に見合ったものが得られるかどうかは、講師ではなく自分次第だからです。
もう一点、コミュニティで学ぶ価値は「仲間との学び」です。
普段、私はひとりで仕事をしていて
どうしても関わるのが同業者やお客様中心なので
年齢も職業もバックグラウンドもぜんぜん違う人達と話す機会は貴重でした。
(しかもみんな温かいひとばかりで。。。(泣))
人見知りのわたしは当初「うう、緊張する…」と恐る恐る参加したのですが、
最初の勉強会で「名前覚えゲーム」をしてくれて、それだけで緊張がほぐれました。
「ああ、こういうちょっとした仕掛けがコミュニティでの学びに重要なんだな」と
早速自分のコミュニティにも応用したり。
コミュニティで学んだことを、自分のコミュニティに持ち帰って速攻生かす。
そんな好循環ができたのも、大きな収穫でした。
まとめ
お金を払って、コミュニティで学ぶ意味を考えてみました。
私にとっては、
- 学びを最大化させたいというモチベーションの湧き上がり
- 仲間と学ぶ楽しさ
でした。
大人の学びのヒントになったら嬉しいです。
編集後記
週末は、ひとり暮らしを始めた息子の家にて色んなお手伝いを。
毎日自炊してるとのことで、安心しました。
しかし、東京の夏は暑い…(鎌倉は多少涼しいのだろうか)
最近のあたらしいこと
複数人で生成AIでロゴ作り
ChatGPT、Geminiなどでイベントのロゴをみんなで作成して、楽しかったです。