世の中には、表に出ていない価値ある情報がたくさんあります。

だから、本やセミナーなどに参加して

「知ってることばかりだった」

「当たり前のことばかりだった」、

うまくいっている人に対して、

「こんなの、私にもできる・・」

と感じることは、当然だと思います。

知っていることは、アウトプットしなければ意味がありません。

※初心者向けに書いた本※

一昔前は、黙っていた方が良い情報もあった

インターネットがない時代は、情報がとても貴重でした。

ですので、知識を思い切り詰め込んだ物知り屋さんや、

難しい資格を持った人が重宝されていたんですよね。

なるべく情報を独り占めするのが正解でした。

翻って、今の時代。

ググればほとんどのことは検索できてしまいます。

「自分だけが知っている情報」

など、ほぼないと考えて良いでしょう。

そんな時代に、情報を溜め込んで何か良いことはあるでしょうか。

せっせと情報を詰め込んでいる間に、

他の人はどんどんアウトプットして、

たくさんの人に役立ち、信頼される力をつけていきます。

情報やアイデアを溜め込む「インプット」だけしていることが全く意味なくなったと言えます。

インプットした後の、実際の行動(体験する、文章にする、等のアウトプット)が非常に大事です。

「こんなの知ってる」と言われる恐怖に勝つために

とはいえ、

「アウトプットは大事だとわかっていても、『こんなの知ってる』と言われるのが怖い」

という方も多いでしょう。

特に日本人は完璧主義な方が多いですし、人の目も気にします。

でも、

すべての人に役立つ

なんて無理ですし、

誰かひとりにでも役に立てれば良い

という考え方もありではないでしょうか。

「そんなの知ってる」

と言われたら、

「まあ、そうでしょうね。あなただけに向かって書いてるわけじゃないし」

と思えば良いでしょう。

誰に向かって書いているのか?

ということも大事ですね。

例えば私は

現在税務顧問としてフリーランス・小規模の法人の経営者向けのサービスを行っていますので、

税金や会計の記事は難しい用語をなるべく使わないようにしています。

ですので同業者からみたら

「用語が正確じゃない」

「違うケースもある」

などとツッコミを入れられる可能性がありますが、

気にせず書いています。ターゲットが違うのだから当然です。

最初に書いた本も、会計初心者向けに書いたので用語の選択には気を使いました。

 

「こんなの知ってる」という意見ももちろんありましたが、

気にしていません。

「そんなの知ってる」

の恐怖に勝つには、

「そう言う割にはその情報世の中に出してないよね?」

「あなただけのために書いてない」

と割り切ることが必要ではないでしょうか。

アウトプットして本当に理解している人は少ない

もうひとつ大事なのは、

「こんなの誰でも知ってる」

と思うものでも、

意外とアウトプットして、なおかつ本当に理解している人はめちゃくちゃ少ないことです。

特に世の中に溢れているまとめ記事などは

右から左へ情報をただ流していった記事が多いです。

なぜかというと、

「自分の言葉」

で書いていないからです。情報の寄せ集めです。

トレンド用語は多用しているのに、全く血の通っていない文章はすぐに見抜かれます。

そんな中で、

自分の実際の経験を踏まえ、自分の言葉で

アウトプットした情報は非常に貴重です。どんな小さなことでも。

ですので普段から

「こんなこと。。」

と思うことでもどんどん外に出して、

「そんなの知ってる」とインプットだけで情報の表面をなぞるだけの人

との差をつけていきましょう。

 

まとめ

「そんなの知ってる」はアウトプットしなければ意味がない

ということを書きました。

 

編集後記

昨日は、税務署とのやりとりが多く・・。

電話は、基本鳴らないように設定しているので

気づかないことが多く。

都合いいときにかけなおしたら席外しとか。

せめてメールくらい使えるようになってほしいです。

 

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