何かを達成するためには、

何かを犠牲にしなければならない。

こういったことをたまに聞きますが、

わたしはこの考え方をとっていません。

※息子が小さい頃書いた手紙

 

犠牲にするとは

「犠牲にする」って、

わたしは「(自分にとって)大切なものを手放す」

と聞こえるんですよね。

調べてみたら、やはり同じような意味でした。

ぎ‐せい【犠牲】 の解説
1 神、精霊などをまつるときに供える生き物。いけにえ。

2 ある目的のために損失となることをいとわず、大切なものをささげること。また、そのもの。「道義のために地位も財産も―にする」「―を払う」

3 災難などで、死んだり負傷したりすること。「戦争の―となる」

(goo辞書より引用)

わたしは大切なものをささげたくありません。

だから、「何かを達成するためには何かを犠牲にすることは仕方ない」

という考え方はしません。

なにも犠牲にせず、達成したいことを達成します。

 

優先順位がついていないだけでは?

思うに、こういった考えの背景にあるのは

「優先順位」

がついていないだけでは、とも思います。

本当に大切なことって、人生にそんなないですよね。

 

例えば、

税理士試験に受かるために何かを犠牲にする、

という考え方について考えてみると。

(わたしにとっては)大切なことは、

まず自分と、家族(特に子ども)を守ることでした。

自分が倒れたら意味ないのでまず自分、

そして子ども(当時乳幼児)の場合ひとりでは生きていけないので

当然優先順位は高くなります。

でも、本当にこれだけだったと思います、大切だったのは。

これさえ死守できればその他のことを

最小限にして残った時間を試験勉強に充てて良いと考えていました。

 

例えば

家がぐちゃぐちゃとか、

ママ友ひとりもいないとか、

講義費用で貯金がどんどん減るとか、

子どものために休んでばかりで

会社で頼りにされないとか、

冷凍食品が続いたりとか、

必要ない仕事(PTA、子ども会)とか、

そんなことは今考えれば小さなことでした。どうとでもなります。

 

まずは

「これだけは死守する」

というものを決めて、

あとは思い切ってやめてみてはどうでしょうか。

 

「やめていいこと」はいっぱいある

やめる=犠牲にするではありません。

あくまで「優先順位の低いこと」をやめるというだけです。

大切なものまで削ったら、それは「犠牲」です。

 

思うに、「やめていいこと」っていっぱいあります。

先ほど書いた家の掃除や、慣習で続けられているPTA活動なんかがそうです。

子どもが大きくなった今もわたしは

「やめていいこと」はないか、常に探しています。

売上目標を毎年たてる、

なんかもそのひとつ。

わたしにとって毎年伸びていく数字は優先順位が低いのです。

 

まずは自分にとって「これだけは譲れない」ものを

決め、そのほかは思い切って捨てましょう。

世の中はやらなくて良いことだらけです。

何かを犠牲にすることなく

達成したいことを達成しましょう。

 

まとめ

「何かを達成するためには、何かを犠牲にすることが必要」

という考え方に違和感があったので書いてみました。

 

編集後記

昨日は、個別コンサルティング&税務相談。

最近女性からの相談が多い気がします。

1時間という限られた時間の中で、

どれだけお役に立てたか。

今後の生き方に少しでも影響を与えていられたら

良いな、と願ってます。

 

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