AI時代に、手放したくないことについて考える
2/162022
カテゴリー:ライフハック
AI(人工知能)は日々進化を続けています。
そんな便利な時代に、
敢えて手放したくないことについて
考えてみました。
※思考から逃れたい人たち
就職、結婚相手をAIに決めてもらいたい
冒頭の本には
教授である著者が
「就職先、結婚相手をAIに決めてもらいたい学生」
について書かれていて衝撃を受けました。
既に就職活動にはAIが普通に使われているようですね。
ただこの状況は
「仕方ない」と書かれています。
失敗が許されない時代を作ってきたのは
我々であって、学生のせいではないと。
本当にそうだと思います。
ただでさえ
自分の評価がSNSなどで
可視化されてしまう時代に、
「失敗は許されない」
風潮が根強くなってしまうのは、
仕方ない部分もありますよね。
とはいえ、やっぱりモヤモヤ感は残ります。
「ネットには●●と書かれてました」「●●したほうが良いですか?」
最近よく言われるのがこの2つでして、
比較的若い世代の方がこういうことをおっしゃることが
多い気がします。
おそらく、ネットに載っていることをそこまで疑わず、
少しでも違うことを伝えるものなら
「それ、ネットに載ってないんですけど」
というのが本音かもしれません。
「●●したほうが良いですか?」
という質問も、
どこかに100%正解があると
信じている言葉でしょう。
正解100%、
失敗が許されない世界
がジワジワ広がっている気がします。
そんな時代に、
なんでも答えてくれるAIは、
救世主なのでしょう。
大変だけど、「思考」「決断」は手放したくない
とはいえ、
「AIに人生の重要なことを考えて、決めてもらう」
ことを本当に自分が望んでいるのか、
を考えるとやっぱり違うようなあ、と思うんです。
まあ、失敗は少なくなるのでしょうけど。
「思考」「決断」って
脳のエネルギーを使いますよね。
失敗したらそれなりにダメージがありますし。
できればしたくない、
というのが人間の本能かもしれません。
でもこの2つが人に残された
最後の砦の気がしてならないんです。
だから、手放してはいけない、手放したくない、と思っています。
ある意味この2つを手放さなければ、
他のことはAIに任せて
遊び呆けてもいいのかなあ、と思ってます。
まとめ
失敗が許されない時代の救世主として
AIがジワジワ使われる世の中ですが、
思考・決断だけは手放したくないですし、
人に残された最後の砦と感じたところを書きました。
編集後記
昨日は、freee+全力法人税をお使いのお客様の申告のサポート。
無事終わってほっとしました。
最近のあたらしいこと
ルノアール フォンダンショコラ
Youtube更新(毎週水曜日)
これはスマホでやらないほうが良いよなあ、
と思ったことを話しました。