一日の大半を占めていた仕事がなくなったら。暇をどう使うかは今から考えておく
6/92017
カテゴリー:My働き方改革
普段一日の大半を仕事に費やしている人は、
「もし一日の大半を占めていた仕事がなくなったら何をするか?」
を考える余裕もないのではないでしょうか。
以前「働き方を変えたいのであれば休み方も変える」という記事を書きましたが、
休み方(暇時間の過ごし方)が変わらない限り働き方も変わらないのではないかと思っています。
今は一日中仕事で埋め尽くされていたとしても、環境の変化でいえば人口減、AIの発達、各人の変化でいえば年齢による体力の低下・・により嫌でも「暇な」時間は増えてしまいます。
この「暇時間」の使い方について今日は考えてみました。
働き方が変化してきている
徐々にですが、日本の企業も柔軟な働き方を認めるようになってきています。
最近でいえば佐川急便の週休3日制度でしょうか。
これを聞いて「週休3日なんてうらやましい」と思う人もいれば、「週に3日も休むなんて働かな過ぎだ!」と思う人もいるでしょう。
私自身は週休3日制度など柔軟な働き方については賛成です。
いずれにしても今後このような企業が増えていって、
「増えた暇時間に何をするか」
は今後の働き方を考えていく上でのキーになると思っています。
暇時間は増えても過ごし方は誰も教えてくれない
通常、どこかの会社に勤務している間は勤務時間に何をすべきかは会社が指示してくれます。
(裁量労働制をとっている職種もありますが数としては少ないでしょう)
この指示に対して色々と不満が出てきます(業務量が多い、など)。
ただ、多少語弊があるかもしれませんがこのような「誰かが指示してくれる=何かに支配されている状況」というのは人間にとって案外楽な状況でもあります。
以前森博嗣さんの「自由をつくる、自在に生きる」という本を読んだときにこの一節があり、納得しました。
思えば人々が大半を過ごす学校、会社というのはこういった支配を受けることが前提となっている(しかも分単位で)ので当然と言えば当然です。
自分で何か選択して能動的に行動するというのは慣れていない人にとってはかなり大変なことです。
なので暇な時間ができたときに皆と同じような行動(混んでてもレジャーに出かける)をしてしまうのかもしれません。
もちろん会社も社員の休みに何をすべきかは指示してくれません(実際あったら嫌ですが・・)
早いうちから暇時間の過ごし方を考えておく
「仕事が休めるとしたら何をしますか?」
という問いに一日くらいだったら答えられる人も多いでしょう。
ただこれが週休3日だとか、在宅勤務だとか、働き方が抜本的に変わったときにどうするか。
もちろん「ただ休む」という選択肢もありでしょう。
ただ現実問題として働く時間が短くなるということは収入が下がる可能性もあります。
働く時間が減っても収入を減らさないようにするためには自分の時間単価を上げていくしかありません。
そう思うと、増えた暇時間を文字通り余暇時間だけに使うのは個人的には危険だと思っています。
オンとオフの境界線はきっちりしない方がうまくいくのでは
暇時間が増えていく今後は、オンとオフの境界線はきっちり作らない方がうまくいくのではないでしょうか。
「今日は(文字通り)休みだ」
とすると、本当に休むことしかできなくなります。
そうではなく、
遊ぶように仕事をし、仕事をするように遊ぶ
方が仕事するときは仕事だけ、休むときは休むだけ、よりも何より人生が楽しくなると思います。
オンとオフがそれぞれ刺激し合って相乗効果を生む、そして自分の価値を高める、といった状況が理想だと思っています。
まとめ
今後増えていくであろう暇時間をどうするか、を考えてみました。
暇時間の過ごし方というと
「そんな悠長なこと言って・・」
という方も多いとは思いますが、暇な時間って結構辛いものです。
平日の図書館には、所在なさそうにしている恐らく定年後のお父様方が結構います(すべてがそのような人ではないとは思いますが)
私も所在なさそうにしてますが(^^;
暇時間の使い方の訓練は早ければ早い程いいと思っています。
編集後記
アイキャッチ画像の写真は趣味のアクセサリー作りに使っている工具3つです。
人が使いたくなるような作品を作って、minne風の自分のネットショップを作りたいなあと思う今日この頃です(これも趣味なのか仕事なのか曖昧です)。(^^;