逃げ場のないフリーランスだからこそ。ポジティブ・スケジュールを強制的に確保する
12/212018
カテゴリー:時間の考え方
昨日打ち合わせをしたフリーランスのお客様が、
「フリーランスって、逃げ場がないんですよね。こうやって打ち合わせしてるときもこんなに問い合わせが。。」
と、メールの通知でいっぱいになったスマホを眺めていました。
その方は、大手の会社に元々長年勤めていたので
営業、マーケティング、問い合わせ対応、経理等をすべてひとりでこなさなければいけないフリーランスの厳しさを
実感しているようです。
「逃げ場がない」というのは、私自身もフリーランスをやっているのでよく分かります。
気をつけていないと、ずっと仕事に追われている感覚になってしまいます。
逃げ場は自分で作るしかない
フリーランスになってみて初めて会社員のときは自分が守られていたということ知りました。
確かに残業が多い会社もありますが、
自分が対応しないことで仕事が回らないということは基本ありません。
仕事をしすぎていたら誰かが気づいてくれます。(ブラックは違うかもしれませんが)
一方、フリーランスはすべて自分が対応しなければならないですし、
時間に制限なく仕事をしていても誰も注意してくれないですし、
流れに身を任せていると逃げ場がありません。
どこかで区切って、自分で逃げ場を作る必要があります。
ポジティブ・スケジュールを毎日意識する
少し前に「ポジティブ・スケジュール」という言葉を知りました。
自分の生活の中で
「絶対に譲れない、自分を幸せにしてくれる時間」
という意味です。
このポジティブスケジュールだけはなんとしても死守する、ということを意識すると
毎日が変わります。
とはいっても大げさなことではなくて、「○時になったらお菓子を食べる」とかでも良くて、
人それぞれ「幸せ」と感じられる時間であれば良いのです。
自分が死守すべきポジティブスケジュールまで仕事が侵食してきたら危険信号
私の場合のポジティブスケジュールは、
「毎日ゆっくり料理して、食べる時間」
です。
毎日食べるものは自分の一部。ここを疎かにしてしまったらすべてが崩れてきてしまうと思っています。
急ぎの仕事がある場合は、夕飯を食べた後に仕事をするときはありますが、
それでも朝・昼・晩と食事をゆっくり準備し、美味しく食べる時間は絶対に取ります。
このポジティブスケジュールが取れない、自分が死守すべき時間まで仕事が侵食してくると危険信号だと思っています。
「仕事がおしているからコンビニのサンドイッチでいいや」「出前とってしまおう・・」
という日が続いたらまずいと。
自分が幸せでなければ良いサービスも提供できません。
ポジティブスケジュールを先取りして、強制的に逃げ場を作ることは
フリーランスにとって必須だと思います。
まとめ
時間・場所に制限のない働き方はメリットもたくさんありますが
一方で「ずっと仕事に追われている」「逃げ場がない」というデメリットもあります。
そういったデメリットを少なくする方法として、
強制的にポジティブスケジュールを自分の生活に盛り込んでしまうことはお勧めです。
それも、たまに羽目を外して幸せになる、とかではなくて(その後急速に落ち込むので)
「毎日」強制的に自分を幸せにすることが大切です。
編集後記
昨日は、海外の会社のマーケティング、営業支援を日本でしているフリーランスの方と打ち合わせを。
国内に駐在員事務所・支店・子会社を立ち上げるべきか、いろんな議論をしました。
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