文系でもプログラミングで副業できる?
8/62019
カテゴリー:プログラミング
これから様々な仕事・プロジェクトを同時並行にこなしていく働き方が主流になってくると考えており、
最近は
「副業」「複業」「パラレルワーク」
といったキーワードが気になります。
先日本屋さんで見かけた『文系でもプログラミング副業で月10万円』
という本は、自分自身がいわゆる文系(経済学部出身)であるのと、プログラミングが割と好きである
ことから手に取りました。
文系でもプログラミングで副業で稼げるのか?
読んでみて私が考えたことを書いてみます。
本当に初心者に分かる言葉で書いてくれている
この本のとても良いところは、専門用語をなるべく排除して初心者にわかりやすい言葉で書いてくれている点です。
「プログラミングについて興味がある、でも本当に全く知識がない」という人でも分かると思います。
分厚い入門書よりもまずこの本を読んだほうが挫折しないで済む気がします。
この本は「ランディングページ」という商品や販売に特化したWebサイト作成を通じて、
プログラミングの基礎を学んでいきます。
(実際にヨガサイトのランディングページ作成ができます)
ですので学べる言語としてはWebページ作成に必要なHTML、CSS、Java Scriptで、これらの基本的なコードを学ぶことができます。
いきなり本格的な「コーポレートサイト」を作ってみようではなく、
1ページで構成された「ランディングページ」を作って基礎を学ぼうという点が
とっつきやすくて良いと感じました。
プログラミング=理系というわけではないのでは
この本はターゲットを明確にするという目的もあるのでしょう、
敢えて「文系でも」という言葉をつけていますが(私も実際この言葉に惹かれて購入)、
私自身はプログラミング=理系の仕事といった考えはありません。
そもそも文系、理系の境界も実は分かっておらず・・。
例えば私の姉は短大の経済学部を卒業しましたが、
独学でプログラミングを学び、システム開発会社で活躍しました。
元々プログラミングを学校などで学んだことは一度もありません。
逆に半導体エンジニアなど理系まっしぐらな人でもプログラミングについては
全然知らないという人もいます。
一口にプログラミングといっても幅広いと思いますし。
ですので「文系だから」という理由でプログラミングを敬遠する
必要はないと考えています。
プログラミングの需要の高さを考えれば副業で稼ぐことは十分考えられる
2020年にプログラミング教育が必修化されますが、人材不足が懸念されているようです。
IoT、AI、RPA、次々と最新の技術が登場していてもこれらのことが分かるITエンジニアの不足も深刻とのことです。
今後プログラミングの需要は増えることはあっても減ることはないでしょう。
少子高齢化で日本人の平均年齢も上がるにつれ、「プログラミングは若い人がするもの」といったイメージもなくなってくるのではないでしょうか。
今はオンラインスクールなど家にいながら学べる環境が整っていますし、
30代、40代からプログラミングに挑戦することも可能だと思っています。
「月10万」という金額はどの程度のハードルになるかはやってみないことにはわかりませんが、
需要の高さから考えるとありえる金額ではないか、と考えています。
ただこの本に書かれているのは本当に基本的なこと
(でもその基本的なことを理解していなかったりします。インターネットの仕組みとか)
なので、
ランディングページ作成に必要な知識+今までの業務スキル
といった形で組み合わせるなどの工夫が必要かと思います。
むしろ40代などある程度の業務スキルを磨いてきた人がプラスでプログラミングを学ぶ価値は高いと思います。
まとめ
『文系でもプログラミング副業で月10万円稼ぐ!』という本を読んで
文系でもプログラミングで副業で稼げるのか?ということを考えてみました。
実際に文系でも稼いでいる人を知っていますし、
今後の需要を考えると、
工夫が必要だとは思いますが副業として十分考えられるのではないかと思いました。
(月10万円本当に稼げるかはさておき)
とにかくとっつきやすい本(見た目も)なので、
プログラミングの最初の一歩に!という方にお勧めです。
編集後記
昨日は法人の給与計算レビュー、所得税の還付申告のお手伝いなど1日家仕事。夕方にレンタルスペースのお掃除に行くなど。
今日から税理士試験が始まりますね。受験生の皆様、体調万全にして頑張ってください。
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