ビジネスは、意外と「当たり前のこと」が大事かなあと思っています。

例えば

お客様とは笑顔で挨拶をするとか。

メールの返信は1日以内にするとか。

このような当たり前のことに加えてちょっぴり+αで価値を提供できれば

意外と周りに差をつけられるんじゃないかなと思っています。

親身に相談に乗ったことに対して感謝いただいた

税理士をしていると、顧問のお客様からありとあらゆる質問がきます。

ときにはぱっと答えを出すのが難しいものも。

そんな場合は少しお時間をいただいて、自分なりに噛み砕いてから

返信するようにしています。

自分なりの見解と、お客様の要望がなるべく一致するように調整もします。

私はそれが当たり前のことだと思っていたのですが、

お客様から

「一緒に親身に考えていただいてとても嬉しいです」

とおっしゃっていただくことが何回かありました。

いやいや、それが仕事ですから・・と言いかけたのですが

意外とこういった当たり前が当たり前でもないこともあるかもしれない、と気づいたのです。

レンタルスペースの利用側での体験もヒントに

もう一つ当たり前が当たり前じゃないと思った体験があります。

私は今レンタルスペースを運営していますが、

ありがたいことに稼働率が段々とあがってきており利用者も増えてきております。

※レンタルスペースポータルサイト「インスタベース」より※

レンタルスペースを運営する前は、利用側でした。

利用側にいたときに、次のようなことを体験しました。

  • 鍵が常時かかっていないスペースがあった(誰かいそうで怖い)
  • スリッパが破れていて部屋に転がっていた
  • 電球が切れていて薄暗かった
  • トイレが汚なかった
  • エアコンの電源が入らずめちゃくちゃ寒かった
  • ホワイトボードが汚れていた・インクが切れていた
  • プロジェクターがつかなかった
  • モニターが使えなかった
  • 隣の部屋から怒号が聞こえた
  • 隣の部屋からウクレレが聞こえた
  • 食べかすやホコリが床に転がっていた
  • 掃除用具がむき出しになっていて汚い印象を受けた
  • ダブルブッキングがあった

このような体験を経て

「レンタルスペースはこんなもの」

と思っていたのですが、

自分で運営する側になったときに

「いやいや、これまでの経験は当たり前じゃない」

ということに気づき、上記のことがないように考慮しています。

掃除(トイレ含む)をこまめにしたり、電球をチェックしたり、ホワイトボードは常にキレイにするなど

当たり前のことをしています(自分も使うのでついでにしている状況ですが)。

そんな当たり前のことが評価されているのを見ると、

当たり前のことを日々行うということによって「差」は生まれるものだと確信しました。

ちょっぴり+αで更に差をつける

当たり前のことにちょっぴり+αを加えると更に差をつけられると思っています。

例えば士業などの場合、

日々の相談以外にも無料で情報発信(ブログ・SNS等)をすることによって価値を届けられます。

実際ブログやHPの記事を見て役に立ったとおっしゃっていただけたお客様もいらっしゃいます。

 

また、レンタルスペース運営でもこの考えは役に立ちました。

利用側にいるときに思っていた

ちょっとした飲み物があれば来客にも便利だなあ・・

一休みしたいときにちょっとした飲み物ほしいなあ・・

と思っていたので電気ケトルとちょっとした飲み物を置くようにしたところ

「飲み物まで置いてあってよかった」とコメントをいただけました。

予約については自社サイト+ポータルサイトとでGoogle Calendarを同期し、

即予約は自社サイトのみ、ポータルサイトは事前承認にするなど

ダブルブッキングが発生しない仕組みを作っています。

その他夏は暑いからベランダにシェードをつけるとか・・本当にちょっとしたことです(^_^;)。

でもそんなちょっとした+αが差を作ると今は確信しています。

 

まとめ

当たり前のこと+ちょっぴりαで意外と周りと差をつけられることを

書きました。

すごいスキル・経歴がなくても当たり前のこと+αを愚直にこなしていけば

周りと差をつけられ、お客様に選んでいただける可能性があがる、と信じて日々行動しています。

 

編集後記

昨日は9月決算の法人のお客様の申告書作成をみっちりと。

 

最近のあたらしいこと

読書『ひとり起業の教科書』

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