昨日、地元の法人会で法人の経理の方向けに決算説明会の講師を行ってきました。

写真撮り忘れたので、↓は前回のときの写真です・・。

テキストに沿って説明する内容だったのですが、わかりづらい部分があったのでなるべくパワーポイントで図解にして説明しました。

「教える」スキルは、ずっと学校や塾の先生など、限られた人にしか必要ないスキルだと思っていました。

しかし今回自分が教える立場に立ってみて、「教える」という仕事は、非常に難しく、しかしやりがいのあることだと感じました。

自分は理解していても、誰かに教えるとなると全く違うスキルが必要なんだなと。

それに自分で理解しているつもりでも、いざ教えるとなると言葉がでてこなくなるときがあります。

自分でも噛み砕いて理解していない証拠ですね。

自分自身がわかったふりをしないためにも、「教える」スキルは早いうちに身につけた方が良いです。

学生のときに本当に知りたかったこと

学生のとき、「勉強」の目的というと

テストで良い点をとる、良い学校に入る

ことしか浮かびませんでした。

だから一夜漬けで一生懸命年号覚えたり、化学記号覚えたり、文法覚えたりしていたわけですが・・

試験が終わるともう頭の中から何もなくなっていました。

そして大人になり、仕事をするようになって、そういった試験のための勉強というのがどれだけ役に立たないかが分かりました。

大人になったら今だからこそ、分かります。学生時代に本当に知りたかったことは、

「その勉強をすることによって何の役に立つのか?何のメリットがあるのか?」

ということです。(当時の先生は聞いたら答えてくれたでしょうか)

例えば歴史を勉強することによって、「過去は同じようなことを繰り返す」という大きな世界観を学べば、今起きていることについても深い思考ができるはずです。ただ年号や人物名などしか暗記することしかしなかった自分が悔やまれます。

大人になってからも同じで、何かを学ぶときは何らかのメリットがないと身につかないはずです。

会計・税務はなぜ学ぶのか?という本質的な疑問に答える

大人になってからもこのような「なぜ?なぜ?」と思う気持ちは忘れてはいけません。

「ま、そんなものか」と思ったらそこで思考はストップしてしまうので。

会計・税務などの専門的なことも同じで、

「会計上の利益に調整をして所得を算出し、税率を適用して税額を計算する必要があります」

と言われてもおそらく「会計上の利益が出ているのにわざわざそれを調整して所得を算出する必要はなぜあるの?」という疑問が出てくるでしょう。

専門家であるとこういったことが当たり前になってしまうのが怖いところです。

人に教える立場にならなかったら、今でも本質的なことを理解せずに仕事していたかもしれません。

そもそもとして、会計の目的と税務の目的が違うというところから説明しないと「なぜ?」は消えないでしょう。

会計の目的は適正な業績・財政状態の外部への報告なので、経営者の会計上の判断がある程度許される。

一方、税務の目的は適正・公平な税金計算であるのでそういった経営者の判断を無限に認めると税金を操作できてしまう。

だから利益に対しては規制をかけて適正・公平な所得を別に算出する必要がある。ここまで説明する必要があるでしょう。

聞く人の知識によっても内容は変える必要はあるでしょう。

こういったアドバイスは機械に取って代わられにくいはずです。

代行してやってしまうのは簡単ですが、それは機械が得意とするところなので

人間としてのアドバンテージを生かすには「教える」スキルを磨いていくことが有効だと考えます。

「教える」スキルをつけるにはアウトプットが一番

セミナー講師を通じて、教えるスキルはこんなにも難しく、しかしやりがいのあることだと気づきました。

教えるスキルを身につけるには、教えるための勉強を机上でするのではなく、とにかく実践してしまうアウトプットが一番有効だと思っています。

いきなりセミナー講師などは難しい場合は、ブログなどで自分の専門について分かりやすく解説してみるのもおすすめです。

税務のようなそもそもが複雑な話題については難易度高いですが、図解などうまく取り入れて説明してみると自分でもあやふやだった部分が明瞭になる可能性もあります。

まとめ

今後も「教える」スキルは希少性が高いと思っています。

人の前に立つのはいまだに苦手ですが。。積極的に教える仕事は続けます。

それにしても、

歴史と政治大好きな息子はこちらが教えなくても好き勝手に本買って、ネット見て研究しているのでなんだかうらやましいです。当然テスト勉強はしないので、成績は悪いのですが。

編集後記

昨日は法人会の講師を。

前回と比べて大幅に人が増えて緊張しました。

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