サイオステクノロジー株式会社様の連載を3年で終了。書いてきたことと、心境の変化

サイオステクノロジー株式会社様の連載を3年で終了。書いてきたことと、心境の変化
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サイオステクノロジー株式会社様運営の「レスペーパーJP」というサイトにて、2023年8月から連載を書いてきましたが、2026年8月にて終了しました。ちょうど3年続けたことになります。

書いてきたことと、この3年の環境や心境の変化について振り返ります。

「ペーパーレス」をテーマにスタート

このサイトの名称からもわかるとおり、当初は「中小企業が取り組むペーパーレスについて、コラムをお願いしたい」ということで依頼を受けました。

2023年10月にインボイス制度が始まるということもあって、当初は実務寄りの話を書いていました。

例えば、2023年10月2日のコラムは「インボイスを電子で受け取った場合はどうする?」でした。

ペーパーレスって言ってるお前はどうなんじゃい!ということで、

「そもそも紙は送らない・受け取らない」

「事務所にキャビネットなんてない!」

とマウント取る記事も書きました。

この記事でも書いている通り、「紙をなくす」こと自体を目的にすると変な方向にいきます。全体のワークフローを見直さなくなる。

私は、そもそも価値を最大限にするために、「やる必要のないこと」「やっても価値が上がらないこと」(例えば、請求書を郵送する、銀行に行って振り込むなど)を定め、結論として「紙いらないよね」という結論に辿り着きました。ペーパーレスは単なる手段で、ゼロベースで考えることが大事だと思っています。

だんだんと話題はAIに

当初ペーパーレスをテーマに依頼をいただいたのですが、

私のブログやYouTubeを熱心にみていただいた担当者の方から、

戸村さんの好きなように書いていただいて大丈夫です

という嬉しい言葉をいただいたので、お言葉に甘えて(?)途中から好き勝手に書くようになりました。

一覧を見てみると、だんだんと話がAI中心になっていったのがわかります。

2023年

  1. 2023.08.04 自己紹介&デジタル化はゲーム感覚で
  2. 2023.09.01 本来のペーパーレスって?
  3. 2023.10.02 インボイスを電子で受け取った場合はどうする?
  4. 2023.11.01 紙が多い税理士業界。戸村税理士はペーパーレスできてるの?
  5. 2023.12.12 効率化に欠かせないプログラミング

2024年

  1. 2024.01.05 ITに苦手意識があります。どうすればいいですか?
  2. 2024.02.01 生成AI時代における読書の意味
  3. 2024.03.01 デジタル時代の情報整理術
  4. 2024.04.01 バックオフィスに求められる生成AIスキルとは
  5. 2024.05.21 デジタル時代におけるコミュニケーションのコツ
  6. 2024.06.03 デジタル大好きな税理士が自然いっぱいの不便な場所に暮らしている理由
  7. 2024.07.01 変化が激しい時代にどう学べば良いか?
  8. 2024.08.01 AI時代に求められる読む・聞く・言葉にするスキルとは?
  9. 2024.09.05 ビジネスパーソンが意識したい「加減乗除」のキャリアデザインとは?
  10. 2024.10.01 ビジネスパーソンにオススメ!習慣の効果と続けるコツ
  11. 2024.11.01 確定申告をペーパーレス化するメリットとその方法
  12. 2024.12.02 DXの本来の意味と戸村涼子のDX戦略

2025年

  1. 2025.01.01 デジタルも大掃除、整理整頓を心がけよう
  2. 2025.02.05 AIを使いこなす前の基本的なスキル
  3. 2025.03.10 読書は紙派?電子書籍派?
  4. 2025.04.11 デジタル時代の予定・タスク管理術
  5. 2025.05.01 仕事だけじゃない!プライベートにも使える生成AIの活用3選
  6. 2025.06.04 小さなタスクから!ビジネスパーソン向け生成AI活用事例
  7. 2025.07.01 まだ手書きしてる?家計簿のデジタル化の始め方とコツ
  8. 2025.08.01 ChatGPTを利用した新しい英語勉強法
  9. 2025.09.01 デジタル好き税理士のデジタルデトックスの方法
  10. 2025.10.03 AI時代に「良い文章」を書く3つのコツ
  11. 2025.11.04 リモートワーク中に集中力が途切れないようにするためには?
  12. 2025.12.01 旅先でも仕事はできる? 出張・ワーケーションを快適にするコツ

2026年

  1. 2026.01.05 1月に大きな目標を立てないことのススメ
  2. 2026.02.02 デジタルを脱ぎ捨てて、五感を鍛えるためにしていること
  3. 2026.03.02 AIを使っても仕事が楽にならない理由
  4. 2026.04.06 設計して、説明する。AI時代の経理の役割
  5. 2026.05.07 AI時代にあらためて考えたい、Excelの正しい使い方
  6. 2026.06.02 完璧を出力するAI時代にこそ、拙い外れ値に価値がある
  7. 2026.07.01 AI時代、本当に問われているのは「信頼」そのもの
  8. 2026.08.06 AI・デジタル時代、ゆるいつながりが価値をもつ
  9. 2026.09.01 ペーパーレスの先にあるもの

出典:「ペーパーレスから始めよう」連載一覧(全5ページ)

この3年の間に、AIはものすごく進化しました。

当初は、AIの基本的なスキルや前提の話を中心に書いていました。

しかし日々AIに触れているうちに、単に賞賛するだけではなく気をつけなければいけないこともあるな、と感じたことも書くようになりました。

AIに要約してもらった本を「効率的に」消費するだけでは、自分の問いを見つける読書にはならないとか。

AIを使えば使うほど、仕事の密度が高まりかえって大変になるとか。

AIにとっても扱いやすいExcelにしよう、とか。

正解が溢れているAI時代、外れ値こそ価値があるとか。

AIだけが情報源なのは危険。人と関わり続け、信頼を積み上げることの大切さについて。

予定調和が高まるAI時代、最適化された先にある偶然の出会いを起点に、ゆるいつながりを大切にしようと。

こうして見返してみると、

単に「AI使って業務効率化!」「AIに乗り遅れるな!」という世間の風潮から少し距離を置いたところで、

AIとうまく付き合いながら、AIに使われないようにするためにはどうしたらいいか

をずっと考えてきたように思います。そして、現在進行形で今もその葛藤は続いています。

仕事と関係ない文脈もかけてよかった

私は常に仕事と生活を地続きで考えているので、おのずと仕事と関係ない文脈のコラムが多かったのも特徴です。(ノイズだったかもしれませんが、、)

便利な都会に思いの外すぐに飽きて、不便で自然たっぷりな鎌倉に引っ越し、デジタルを駆使して働いていることとか。

ツアコン、趣味のサポート、生活の「ちょっと困った」の相談相手としてAIを利用していることとか。

大好きな旅の途中でも仕事するためには持ち物・環境などどういうことに気を付けるべきか。

コロナをきっかけに、「普段の生活に体(五感)を使った楽しみ」(例えば料理や散歩、掃除、家庭菜園、ハイキング、ピアノ、お絵かきなど)を積極的にするようになった話。(デジタル化の連載なのに、「デジタルを脱ぎ捨てて」とかって書いてる汗)

こんな感じで脱線しまくりの連載でしたが、ある意味脱線するところが私らしいということで(←自画自賛)、結果としてはネタ切れにならずに楽しく書けたかな、と思っています。

いずれにしても毎月1回、外部に公開するための記事を書くことは私にとっても

緊張感のある「思考のストレッチ」

になったのは間違いありません。

3年間、毎月約3500文字の文章を自分で書かせていただいた(私はAIには書いてもらわない方針です)ことで、働き方について、デジタル・AIについて、考え続けられることができました。

このような機会をいただき、サイオステクノロジーさんにはとても感謝しています。

※メディアの執筆の依頼は随時受け付けています。実績の確認、お問い合わせはこちらからどうぞ。

編集後記

息子の24歳の誕生日。私が彼を産んだのも24歳で、とても複雑な気持ちになりました。こんな年で子どもを持ったのか〜と汗。とにかく、元気に、前向きに育ってくれて本当に感謝です。

誕生日旅行として、箱根・仙石原へ。とても素敵なススキと、ホテルでした。

遅い夏休み、ということで今度はひとりで日光へ。戦場ヶ原を歩き、東照宮にもいけました。

湯葉刺しも食べました!

最近のあたらしいこと

箱根風雅

戦場ヶ原

日光東照宮