「勉強より先にやりたいことを見つける」に途方もなく共感しました
- 2019.12.06
- ライフハック

先日日本実業出版社の編集者の方が作家の森博嗣さんにインタビューするnoteを見つけました。
「仕事ができないのは、何が問題?」へっぽこ編集者、森博嗣先生に教わる【3】|日本実業出版社|note
内容としては、
「仕事がどうやったらできるようになるか?」
「天才ではなく凡人が身につけるべきスキルは?」
といったことを編集者さんが森博嗣さんに質問をしていくのですが、
バッサリと切られるというものです。
とても共感したので、書きます。
※食べ過ぎは、良くない※
「勉強して、スキルを身につければ仕事ができる」は順序が逆
編集者の方が学生時代で学んだ知識をどう役立たせて良いかわからないと
語った際の森さんの対応が印象的でした。
「インプットをしてばかりで、アウトプットをしていない、ということかも。食べてばかりで運動していないようなものです。
本来は、役立たせたい対象がさきにあって、そのために知識を得るのですが、学校の教育というのは、その逆になっているわけです。
ですから、そうやって学んだものをどう活かすのか、と考えてしまう。
そうではなく、まずやりたいことがさきにあって、それに必要なことを学ぶ、というのが正しい順番です。
これからは、そうなっていくと思いますよ。知識を活かそう、という発想自体が不自然だということです。
これを読んで、
学生時代にこの考え方を教えてくれる人がいればどれだけよかったか・・
なんて思ってしまいました。
森さんのおっしゃるとおり、私達は全く逆の教育を受けてきています。
いっぱい知識をぶちこんで、
良い学校に行って、
良い会社に行く。
そうすれば、
自分に合った仕事を得られ、給料をたくさんもらえるやりがいのある仕事に就けるのだと。
しかしよーく考えてみるとこの考え方はやはり不自然ですよね。
本来知識というのはアウトプット(やりたいこと)と一体で考えなければ意味がないわけで。
「この資格は将来有望だ」
「この仕事に就けば食いっぱぐれない」
といってやりたくもない勉強をして仕事をしている人はどこかで虚しさを感じているのではないでしょうか。
それに、今「有望」「食いっぱぐれない」と言われている仕事でも、
数年先はわかりませんし。
なによりモチベーションが上がりません。
先にアウトプット(やりたいこと)を見つけて、
必要なインプット(勉強、経験)をする
のが正しい方法です。
40代に、準備期間は必要ない
まずアウトプット(やりたいこと)ありき、という考え方は
薄々気づいていたことではありますが、
きちんと自分の中で腹落ちしたのは40代に突入したつい最近です。
遅い!とは思いますが・・気づいてよかったです。
ただ、私ぐらいの年の人でも
「まだ準備しなくては・・」
「もう少し勉強してから・・」
となかなか行動できない人もいるようです。
正直、40代にインプット(準備期間)は不要(もしくは最低限で良い)と思っています。
今まで勉強してきたこと、蓄積してきた経験で
十分やっていけるのが40代以降だと思っています。
むしろインプットのやりすぎはカロリーオーバーと同じで弊害とすら思います。
最低限学ぶべきことを学んだら、小さなことでも良いからアウトプットしたほうが良いでしょう。
例えば独立を考えている人であれば
自分のメディア(HPやブログなど)を匿名でも良いから始めてしまうとか。
学校教育の弊害である
「勉強すれば良い仕事ができる」という幻想から脱却することが大切です。
私も、やりたいことがあるのでそれに「必要な」インプットをします。
編集後記
昨日はお客様のシェアホルダーミーティングにZOOMにて参加。
全国、そして海外からも株主の方が出席されており、
事業内容も興味津々で充実した時間をいただけました。
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