コロナ時代の情報収集に。国立国会図書館の『遠隔複写サービス』を活用しよう
8/202020
カテゴリー:Webサービス
多くの人が仕事で、情報収集が必要となる場面は多いのではないでしょうか。
そんなときに、必要な資料だけ複写して送ってくれる
国立国会図書館の『遠隔複写サービス』が便利です。
国立国会図書館とは
国立国会図書館とは、日本国内で出版されたすべての出版物を保存する図書館です。
「すべての」って、すごいですよね。一体どれだけの面積があるのだろう・・。
本を読むこともできますし、パソコンを持ち込んで(無料Wifi、電源あり)仕事をすることもできるようです。
(実は遠隔複写サービスだけしか利用したことがなく、実際に訪れたことはありません)
ただ2020年8月現在、コロナの影響もあってか東京本館は抽選予約制による入館制限がされているようです。
遠隔複写サービスとは
国立国会図書館の遠隔複写サービスとは、来館することなく資料の複写を依頼し、
郵送又は宅配便で受け取ることができるサービスです。
遠隔複写サービス|国立国会図書館―National Diet Library
大学院で勉強しているときに利用を始めましたが、税理士になってからもたまに利用しています。
複写できる資料は、国立国会図書館の所蔵資料と、館内で利用できる電子ジャーナルのみです。
デジタルで送付してくれれば一番良いのですが(デジタルコレクションというサービスもあるのですが、希望するものは少ない)、今のところ紙の送付しか対応していないようです。
利用するには登録が必要
遠隔複写サービスを利用するには、「国立国会図書館オンライン」への登録が必要となります。
登録自体は数分で済みます。
タイトル、著者名などで検索
登録したら、検索画面でお目当ての資料を検索します。
検索は、タイトル、著者名などでできます。
選択したら、「遠隔複写」というボタンを押します。
申込内容を確認して(ページ数を確認せず届いたときにびっくりすることがあるのでご注意を(^_^;))、
申込カートに追加、申込手続を行います。
支払方法・料金
支払方法は残念なことに金融機関又はコンビニエンスストアのみとなります。
↓このような請求書と振込用紙が届きます
Webサイトとかすごくスタイリッシュなのに(関係ない)、クレカ対応なしなのは残念です。
料金ですが、資料により異なり
白黒でA4は25.3円(なんで中途半端かは不明)、A3で44円、A2で126.5円となります。
あまりに大量に依頼すると高額の請求書がくるので気をつけましょう。
発送までの日数
通常5開館日程度で発送されます。
(2020年8月現在、申込みの集中により3週間程度かかるようです。実際、私も7/30に頼んだ分の発送が8/15でした)
そこまで急ぎでない資料に限定したほうが良いでしょう。
複写された資料
実際に複写された資料は、きれいにコピーされて(自分がやると非常に汚い)、
ホチキスも丁寧にされて送られてきます。(蛍光ペンは私がつけました)
炎天下、コロナであまり外に出られない身としてはこういうサービスは非常に助かります。
まとめ
国立国会図書館の遠隔複写サービスを紹介しました。
- 仕事で資料(雑誌、論文等)を調べる機会がある
- あまり外へ出たくない
- 必要な資料だけほしい
- 時間に比較的余裕がある
といった方にお勧めです。
編集後記
昨日は、打ち合わせ1件、雑誌の読込と、執筆を進めました。
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