スピード、丁寧さの関係

先日、

「戸村先生、メール返信早いですよね」

と言われて嬉しくなりました。

 

自分では早いつもりはなかったのですが、

その日中か、遅くとも翌日中には

返事をするようにしています。

 

スピードと丁寧さは反比例する

というのが世間一般の考えです。

スピードを上げれば、仕事が雑になる。

ゆっくりやれば、丁寧にできる。という。

 

ただ私は

スピードと丁寧さの両立は可能ですし、

プロとして両立するべきと考えています。

※「時間をかける=丁寧?」

 

時間をかけて丁寧に行えばいいという考え方には反対

よく、

「丁寧さを犠牲にしてまで早く仕事をしようとは思わない」

「時間がかかりすぎって怒られたけど丁寧に仕事してるんだから仕方ない…」

という考えを聞きますが、

ちょっと違和感があります。

 

というのも、仕事を始めたばかりの新人はのぞくとして、

仕事は早くやるのがプロとして当然と考えているからです。

 

(「電話は1時間以内に返してほしい」などは難しいですが…)

 

もちろん仕事の内容(長期間にわたるものもありますし)にもよりますが、

いくらでも時間かけていいから丁寧にする、となると

仕事ではなくなってしまうかなと思うんですね。

なぜお客様は自分にお金を払っていただいているのかを

よく考えた方が良いかと。

 

会社員であれば会社から、

独立した者であればお客様から、

「プロ」としてお金をもらう以上

スピードにこだわること、ましてや決められた期限を

守ることにはこだわった方が良いと考えています。

 

スピードと丁寧さは両立する

「でもスピード上げたら丁寧さが落ちる!」

と考えている人も多いと思います。

私の考えは逆でして、

むしろスピードを上げた方が丁寧にできる

と思っています。

 

なぜなら、時間を制限してスピードを

あげると「どうやったら限られた時間内で

パフォーマンスを発揮できるか」

を考えざるを得ないからなんですね。

 

当然、必要なスキル(PCの操作はもちろん、文章の書き方、

専門知識の取得など)が必要になるため

日々の自己研鑽が欠かせなくなります。

 

ですので、仕事を丁寧にしたいなら

スピードを上げる。

一見矛盾している考え方ですが

これは真実だと思っています。

ゆっくり仕事してもなかなかスキルは身につきません。

 

また、一旦スピードを上げた世界が当たり前になると

多少予定が詰まり気味でも余裕を持てるようになります。

ゆっくり仕事しているのに慣れていると

すぐにキャパオーバーになってしまいます。

 

時間制限すれば、

何に時間をかけるべきか、のメリハリもわかってきます。

 

「丁寧さを犠牲にできないから時間をかける…」

の呪縛から解き放たれるために、スピードと丁寧さを両立させていく方法を考えましょう。

 

編集後記

昨日の夜も、引き続きメルマガ限定懇親会を。

普段一方通行で送ってるメルマガも、

読んでくださる方のご感想を直に聞くことで

モチベーションアップにもつながりました。

 

最近のあたらしいこと

ビッグエコー 大船笠間口店

セミナーのリハーサルを。メニューにあったたこ焼きが美味しそうでついつい頼んでしまいました。

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