[お勧め本]秘密は墓場までー「デジタル遺品が危ない そのパソコン遺して逝けますか?」荻原栄幸

[お勧め本]秘密は墓場までー「デジタル遺品が危ない そのパソコン遺して逝けますか?」荻原栄幸

今や一家に一台ではなく、個人が一台パソコンを所有する時代です。

それどころか、個人が持つデジタル機器はパソコンに限らず年々増加しており、

スマホ、タブレット、スマートウォッチ、デジカメ、DVDなどの外部デバイス・・

などなど自分自身でも把握できないくらいになっています。

私自身も普段の暮らしにこれらは欠かせません。

しかし、以下の本を読んですべてのデータをPCやスマホに保存し、なおかつパスワード等もすべて自分で管理・・というのは危険ということを知りました。

自分のデジタル遺品が他人に迷惑をかけるかもしれない

こういったことを考えるきっかけとなったのはこのブログの執筆です。

あまり考えたくはないけれど、自分が突然この世からいなくなっとき、現段階では他人はどうすることもできないことに気付いたからです。

(サーバーやドメイン契約に必要なユーザーIDやパスワードはすべて自分だけで管理しています)

実際、解約しないまま放置された故人のブログを悪用されたケースがこの本に載っていました。

アカウントを乗っ取り、訪問者をアフィリエイトプログラムを使って有害サイトに誘導するなど・・恐ろしい話ですね。

他にも、

  • 故人の金融機関の取引をインターネットバンキングで確認したいがパスワードが分からない
  • 故人のPCのセキュリティ対策に問題があり、ウイルスが拡散していた
  • パソコンの立ち上げパスワードが分からないので中身を確認できない
  • クラウドに格納してあるファイルをみたいがパスワードか分からない
  • 故人のPCから見たくない写真が・・

など、残された人たちが迷惑を被るケースが少なくないようです。

対策① 自分がいなくなったときの対策をノートに書いて家族に知らせる

「まずは、自分にもしものことがあったときのデジタル機器対策をノート等にまとめて家族に知らせておくことが大事

と著者は書いています。

例えば、ブログやFacebookなどのSNSであれば、ユーザーIDやパスワードはもちろん、解約の方法をまとめておくなど。

残された人たちが自分と同じITリテラシーを持っているとは限らないのでより詳細に記しておくのが良いですね。

それだけでもだいぶ残された人の負担は減ると思います。

対策② 常日頃からデジタル機器の中身を整理する

常日頃から、誰が見ても分かるようにデジタル機器の中身は整理しておくことが大事です。

・・と書いておきながら私はこの部分を読んで耳が痛くなりました(^^;

例えば、GmailやYahooメールなどは1日に1回は整理して綺麗にしておく。

余計なメールは来ないようにする。

PCのフォルダは誰が見ても分かるような名前にしておく。

これは死後対策、というよりは自分が生きている間も雑事に振り回されないために大切なことですね。

対策③パスワードは順位をつけて紙で保存

一番勉強になったのがパスワードの保管です。

今や、個人でも平均すると50程度のパスワードを扱っているそうです。

しかも定期的に変更する必要のあるものもあります。

しかし、本当に厳重に管理しなければならないのは10種類程度なのだそうです。

ポイントは、メリハリをつけて保管すること。

最重要パスワードは、金融機関やカード会社などお金が関係するものです。

こういったものは、定期的に変更し、なおかつすべて違うパスワードにすべきだと著者は書いています。

反対に、無料メルマガの購読に必要なパスワードなど順位が下がるものについてはすべて同じパスワードで構わないと。

確かに合理的ですね。

そしてこれらは紙で管理することが大事なのだそうです。

インターネットに接続しているPCである以上は、リスクが全くゼロになるということはないからです。

対策④ 秘密は墓場まで持っていく

こんな悲しいケースも紹介されていました。

夫婦円満に過ごしてきたはずだったのに、亡くなった旦那さんのPCから大量の見知らぬ女性と映った写真が発見され・・(しかもフォルダ名は「シークレット」だったそうです)

残したい気持ちは分かりますが、どんなシークレットも死後にはシークレットでなくなる可能性大です。

思い出は記憶の中だけにして、残された人のためには何も残さないで逝くのが思いやりかと思います。

普段から、自分の中でシークレットで、人を傷つける可能性のあるデータは思い切って消去したほうが良いです。

まとめ

デジタル機器によって本当に便利な世の中になりました。

しかし、もしものことがあったときの残された人の負担は大幅に増えました。

昔だったらモノの整理くらいで済んでいたのが、目に見えないデータの整理も加わったからです。

自分の死後など普段は考えることは少ないですがこの本を読んで真剣にデジタルデータの整理を考えました。

いわゆるエンディングノート、最後の想いや希望を伝えるための手段のとっかかりとしてとても読みやすい本でしたし、考えさせられました。

デジタル機器を使いこなしている若い人にも是非お勧めしたいです。

編集後記

今日は、2月初めから始まる税務署の電話相談の研修会へ。

久しぶりの電話応対で操作にまごつきそうです・・。


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