借入金をしても利益が増えない理由。会計は抽象化する力が必要

借入金をしても利益が増えない理由。会計は抽象化する力が必要
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コロナの影響で、借入を行ったお客様から、

「借入もできたし、今年は利益が出ますかね」

という質問がありました。

結論としては、借入して現預金が増えても、利益は増えません。

その理由は教科書的には「借入金は損益計算書に載ってこないから」

なのですが、それだけだとお客様には伝わらないと思うので、

「借入金は稼ぎとは関連がないから」

という形でお伝えしました。

会計を理解するには、単にこの科目は貸借対照表、この科目は損益計算書、といった

細かい部分を見るのではなく上から俯瞰して理解することが必要と考えています。

損益計算書=稼ぎ、貸借対照表=蓄え

以前、会計初心者の方向けの本を書いたときに、

損益計算書=稼ぎ、貸借対照表=蓄え

を表しているという説明をしました。

稼いだお金がどんどん貸借対照表の金庫(純資産)に溜まっていって、

さらにそれを投資して、稼ぎを生み出す。

そのぐるぐるとした循環を図を使って説明しました。

この説明で考えれば、

借入金は稼ぎを生み出すために外部から調達したものであって、

まだ実際の稼ぎにはなっていないのだから

損益計算書には載ってこないということが分かるかと思います。

抽象化して理解しよう

何かを理解する際には、

細かい具体論から入るよりもう一つ上の視点に立った抽象(メタ思考なんて呼ばれたりもします)

から入ることがおすすめです。

私は簿記の細かい仕訳の勉強から入ったので、

実はこの本で紹介した決算書のそれぞれの役割や

つながりを理解していませんでした。

ですので仕訳はできるけれど、

決算書を見て

異常値を発見する、

アドバイスをする、

といったことはできませんでした。

全体像から入れば、本質を理解した上で

具体的な知識もつけられるのでより理解が深まります。

これから会計の勉強をされる方は、

細かい論点に入る前に、

「決算書は何を表しているのか?」

という本質論から入ることをオススメします。

(その際損益計算書は経営成績、貸借対照表は財政状態を表していると言った

教科書的な答えではなく、

自分の言葉で考えることで知識が深まります)

 

まとめ

「借入金はなぜ利益にならないのか?」

といったお客様の素朴な疑問によって、

会計知識は一つ上の視点にたって抽象化して理解することが必要と感じたことを書きました。

 

編集後記

昨日は、銀行で引越し先の家賃引落の手続きなどを。

銀行窓口、行きたくなかったのですが郵送では行えず・・。

 

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