独立して2年半がたちますが、独立して本当によかったなあと思っています。

自分の目指す働き方ができた、という点もありますが、

お客様である

フリーランス・経営者の方の気持ちに少しでも寄り添えた

という点も大きいです。

フリーランス・経営者の方に直接お役に立ちたかった

新卒で入所した会計事務所では、主に内勤(領収書整理、仕訳入力)の仕事をしていました。

たまに、ベテランの税理士さんと一緒にお客様のところへ訪問しに行きました。

その際、顧問先の社長と話すベテラン税理士さんがすごく眩しく見えたものです。

いつしか自分も経営者の方と対等にお話できるようになりたい、と思いました。

そして、税理士資格を取ってから勤めた税理士法人では自分でお客様を持ちました。

しかし、実際対面するのは会社の経理の方たちでした。

分業が進んでいる大きな会社がお客様だったからです。

勉強にはなりましたが、やりがいはあまり感じられませんでした。

大きな数字を扱いたい、大きな会社の顧問をしたい、という人が多い中私には合わなかったのです。

いつしか、大きな会社ではなく、創業したての「フリーランス・経営者の方に自分が直接お役に立ちたい」と思うようになり、それが独立への後押しともなりました。

自分で経験して初めて分かるフリーランス・経営者の大変さ

独立してはじめて、フリーランス・経営者の大変さが少しでも分かるようになりました。

例えば、以下のことです。

確定申告の面倒さ

人の確定申告はやっていても、自分の確定申告は初めてでした。

自分のをやってみて、「これ、面倒だなあ、わかりにくいなあ・・」と思う部分もたくさんあり。

フリーランスの方は毎年一回これをやっていたんだと思うと身が引き締まる思いでした。

登記の複雑さ

法人設立も、自分で経験したいと思い定款作成、設立登記、移転登記をすべて自分で行いました。

案の定、何度も法務局へ足を運ぶ羽目に・・。

知識としてはあっても、実際に行うのとでは全く異なりました。

登記の経験をしたことで、設立時のアドバイスもできるようになりました。

法人の銀行口座開設

法人の銀行口座開設は結構大変なんだな、ということを身をもって知りました。

実際理由も分からず一件断られてしまいました・・。

創業したての法人が1から信用を作り上げていくのは相当の覚悟が必要だと感じました。

 

これらは、サラリーマンとして勤務し続けていたら分からなかったことです。

独立したからこそこういった経験ができ、少しでもお客様の気持ちにより添えたことは大きな収穫です。

お客様の気持ちに寄り添うためには自分も挑戦を

創業したてのフリーランス・会社を応援するという考え方を持っているので、お客様は若い方が多いです。

そういう方たちとお仕事をする場合、日々自分も挑戦していくという心構えが必要だと思っています。

もちろん裏でサポートしつつ、一緒に成長していくという形をとれればな、と。

安全な場所に身をおいて上から目線になるのではなく、自分も挑戦し続けます。

編集後記

昨日は、ゆうちょ銀行にて法人口座開設の手続きを。

最初に申請してからはや2ヶ月・・何かと不備がありこんなにかかってしまいました。

 

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