「親孝行」ときくと悪い意味に捉える人はいないでしょう。

私も年を重ね、親もある程度の年(60代後半)になってきているからか最近この言葉が頭に浮かぶようになりました。

ただ私の場合は親孝行として「●●してあげる」(例えば旅行に連れて行くとかお金を渡すとか)といったことは考えていません。

以前、「精神的、経済的に自立した親子関係が基本」という記事で、具体的に何かしてもらった、してあげたという関係ではなくて、

普段はそれほどベタベタせず、精神的・経済的に自立した親子関係が理想なんじゃないかなあということを書きました。

精神的、経済的に自立した親子関係が基本

今でもその気持は変わっていません。

実際、私は親が好き勝手に生きているのを見るのが好きですし、親がいい年になっているのに子供を心配して苦労するのは嫌なので自分自身精神的・経済的に自立することを常に意識しています。

息子にも、大きくなってから親孝行してほしいなんて全く思っていないし、早く自立して出ていってもらうだけで十分です。

私にとっての親孝行は親が好き勝手に生きられるようにすることです。

そのためにしていることを書いてみます。

精神的・経済的に自立して心配をかけない

「心配をかけない」。これだけで親孝行はいいんじゃないでしょうか。

そのためにはたとえ一人になっても生きられる精神・経済的自立が必要です。

生活も含め、自分のことは自分でする。

学生から社会人、そして結婚、様々な過程を通り抜け、私も少なからずトラブルを経験してきました。

ここ最近も親に少し心配かけるようなことをしてしまいましたが、「なんてことない」という態度をとり、余計な心配をさせないようにしました。

金銭のやり取りも絶対NGと決めています。最後の砦ということで。

私の場合、連絡はマメなほうではないので、このブログなどで「生存確認」をできればよいのですが・・親はどうやら自分のことに忙しく読んでなさそうです^^;

生きたいように生きる

親にとって辛いことは、子供が生きたいように生きていられないのを見ることだと思います。

これは自分が子供を持ってみてわかったことです。

息子が何かに悩んで葛藤しているとき、どうしたら息子らしく生きられるだろう、ということを真剣に考えるようになりました。

自分をごまかしてなんとなく周りに合わせて生きる辛さは私自身よくわかっているので、息子にそうなってほしくないと思っています。

生きたいように生きている子供を見れば、親も安心すると思います。

 

親孝行って一口に言っても人それぞれです。

自分が良いと思う親孝行を実践すればよいのではないでしょうか。

余談:自分の子供に興味ない父親です

と、ここまで書いてきましたが、私の父親は子供にあまり興味がないので、親孝行のしがいがない(?)人なので安心なのです。

公務員を退職してからもまだ働いているし(近所の体育館で電気設備管理の仕事をしているらしい)、家のDIY、ポケモンGoで忙しいようです。

5月に共著『十人十色の「ひとり税理士」という生き方』を出版したときも、父親のことはすっぽり頭から抜けていて何も報告しませんでした。

8月に単著『会計と決算書がパズルを解くようにわかる本』を出版したときに、「あ、そうだ父親に報告しよう」とようやく気づいた次第です。

そして、LINEで報告。

そして、以下の返事。

「凄いね!売れるといいね!」でした。。

めげずに、雑誌に載ったときもLINEをしました。

「凄いな!」の一言でした。

・・というわけで、子供に興味ない父親ですが、元気にやっているようなので何よりです。

編集後記

昨日は、年末調整の準備、個別コンサルティング準備など。

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