同業者のセミナーは、新しい視点を得られるチャンス。めがね税理士こと谷口孔陛さんのセミナー参加で得たもの
11/122018
カテゴリー:ひとり税理士
同業者のセミナーに参加する理由
今年になってから、セミナーを開催する側に回ることが多くなったのですが、定期的に同業者の方のセミナーにも参加しています。
同業者のセミナーに参加するのは、
- 新しい視点を得る
- 良い意味で緊張感をもらう
ことが主な理由です。
特に、自分と近い立場(小規模で税理士を行っている、開業後数年)の方が行うセミナーは積極的に参加しています。
ということで、先週の土曜日は新進気鋭の若手税理士、めがね税理士こと谷口孔陛さんのセミナーへ行ってまりました。
めがね税理士の異名をとる谷口さんとは
めがね税理士こと、谷口孔陛さんとは開業時期も近く、以前より面識がありました。
個人ブログは本当に面白いし(スレスレな感じが)、HPでは難しい税金記事を図解を使って誰よりも分かりやすく書いていらっしゃる。
キャラもとても際立っていて、私が初の単著を出版したときにはおねえ言葉で祝ってくれました。
最近書いていらっしゃったハロウィーンの記事は私も吹き出し。
そうかと思えば、小難しい税金をこれでもかと分かりやすく書き、RPA(Robot Processing Automation)、プログラミング、デザインなども挑戦されており、エネルギー溢れる税理士さんです。
そんな谷口さんのセミナーはすぐ埋まってしまうので今回は募集されると同時に秒速(大げさ)で申し込みました。
ものすごい努力家・戦略家であることが判明
肝心なセミナーの内容は、
『売上ゼロでも餓死しない!成功も失敗の全部明かしちゃうぞセミナー』
でした。
ネーミングのセンスも素晴らしいと思いました。誰だって餓死しないと聞けば安心です!(「餓死しないぞセミナー」と私はカレンダー登録)
ブログとおなじ雰囲気でセミナーもするのかなあ、とちょっとドキドキしながら行ってみたのですが。。
超ガチな内容でした。
私が心配になるくらい
「そこまで言ってしまっていいのでしょうか?」
と開業前・開業後のあれこれを暴露してくださいました。
「独立開業セミナー」というと、どうしても成功話に偏ってしまいますが、これでもかというくらい失敗話も聞くことができました。
そしてその細い体からは想像できないくらいのパワーを使い、努力し、戦略を練っていることが分かりました。
一番参考になったのがブログ運営のハナシ
一番参考になったのがブログ運営のお話でした。
PV数と仕事獲得の時期などは私自身はっと気付かされました。
最低限のPV数は必要、でもそこを超えてからの「戦略」が重要だというハナシも。
ただ更新するだけが目的になっていないか。耳が痛いです。
まずは目的と成し遂げたい成果をはっきりさせなければということを思い知らされました。
セミナーは内容よりもその講師が「熱意を持って話している」か
あとあらためて気づいたことは、セミナーはつくづく内容というよりは
その講師が熱意を持って話しているか
が肝心だと思います。
私が避けたいと思っているのが
- 大人数(寝ている人も)
- 講師は座って下を向いて話す
- レジュメに書いてあることを読み上げるだけ
といったセミナーです。
レジュメに書いてあることをわざわざお金を払って足を運んで受ける必要はないですしね。(家で勉強すれば十分ではないかと)
セミナーは、講師のテーマにかける想い、これまで経験してきたことを聞きたくて行くものだと思っています。
そういった意味で今回の谷口さんのセミナーは少人数、ずっとこちらを見て話す、スライドはあくまで参考用で基本は自分の言葉で伝える
形式だったので、退屈する間もなく、とても有意義な時間を過ごせました。
まとめ
同業者の方のセミナーに参加して新しい視点(ブログ運営戦略など)を得ることができました。
独立し、数年たった同じような立場でいるからこそ分かる部分もあり、共感もしましたし、今後のことについても考えるきっかけになりました。
独立を考えていらっしゃる、独立後間もない方はとかく専門性をつけようと専門性に特化したセミナーに参加しがちです。(私もそうでした)
しかし、同業者のセミナーからも多くの視点を得られます。
同業者=敵ではありませんので、「こういった考え方もあるのか」という視点を得たい方は同業者のセミナー参加、おすすめです。
編集後記
土曜日は、谷口さんのセミナー+懇親会に参加。
日曜日は期限が迫っている原稿執筆と、人工知能に関する検定のお勉強。
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